fc2ブログ

片付けのテレビ番組をいくつか見ました。

最近いくつかの片付け番組を見ましたので

感想を書きたいと思います。

一つ目は、NHK「あさイチ」の中の特集で

『奇跡の3日片づけ』の石阪京子さんのメソッドを紹介されていましたので

それについてです。

無料かどうか知りませんが

NHKのホームページで見逃し配信が見られるようですし

石阪京子さんのブログ「片づけの向こう側」でも写真で紹介されています。

二つ目はBS朝日の「ウチ、断捨離しました!」です。

過去何回かは親の家の片付けでした。

最新話はテレビ朝日のホームページの見逃し動画で

無料で見られます。



まずは、NHKあさイチで紹介されていた『奇跡の3日片づけ』です。

世の中に片付けの先生は何人もいますが

私の好きな片付けの指導者の一人です。

好きな理由は、メソッドが合理的かつ具体的であり

私の思う暮らし方と合致する考え方が多いからです。

セミナーには参加したことはありませんが

ブログはお気に入り登録していますし

書籍も拝見しました。

崇拝はしていませんが尊敬しています。



NHKのあさイチではちょっと緊張されていたのか

カミカミなところもありましたが

MCの博多大吉さんがフォローされていました。

余談ですが

あの方たちの名前が

博多華丸さんと博多大吉さんというのを初めて知りました。

「華丸大吉」というのは「ダウンタウン」みたいなコンビ名で

山田とか鈴木とかいう名前が別にあるのかと思っていました。



さて、放送では大阪府にお住いの真希子さんのお宅を片付けていました。

真希子さんは夫と幼い娘の3人暮らしで

家中にあふれたモノに囲まれて困っていました。

「仲の良いママ友を招いてお茶が出来るような家にしたい」

という希望がありました。

それで「3日片づけ」のメソッドに従って

片付けて行くのですが

とてもきれいになっていました。

リバウンドが起こらない(起こりにくい)理由は

まず初めに「思考改革」から進めるからだと思います。

放送の中では「思考改革」とか「審美眼」とかいう

いつもの言葉は使用されていませんでしたが

行動に移す前に家族で話し合ってよく考えることが大事だと伝えていました。

まあ、メソッドの詳細については

見逃し配信を見ていただくか

書籍を読んでくださいませ。

メソッドの中に「全出し」というのがありますが

これはモノの総量を把握して

分類したり、反省したりするのに大変効果的な行動ですが

モノがものすごく多いと「全出し」に躊躇するかもしれませんので

そういう方は

ゴンおばちゃまのメソッドの「抜き作業」をすることをお勧めします。

と言いますか

把握しきれないほどのモノを持つのは

金銭的に不具合が出ているか

精神的に疲弊しているかなので

早急に改善したほうが良いと思います。



石阪さんがテレビに出られる機会が増えて

片付けに悩んでいる方の目に留まる機会が

増えたら良いなと思いました。

日立のビッグドラムのCMに出たらいいのに(笑)



続いては

BS朝日の「ウチ、断捨離しました!」についてです。

最新話とその前の数回は

親の家の片付けについてでした。

どうして子どもと言うのは

親の家を片付けたがるものなんでしょうか?

安全面とか衛生面を考えて

片付けたほうが良いようなお宅もありますが

それにしても

よそのお宅のことに口出しするのですから

もう少し敬意をもって取り組んだらいいのにと思います。

親だって年をとって

身体の自由が利かなくなったり

考えることが難しくなったりするのですから

子どもから支配的に自分の家を荒らされるのは

苦痛でしかないと思います。



最新話では

老夫婦と同居している50代の娘さんの3人家族のお話でした。

「高齢のお父さんの部屋に荷物が溢れて換気が出来ないことや

リビングで寝るので布団や下着がリビングに放置されて困る」

というようなお困りごとでした。

立派な一軒家だったのですが

どのような間取りなのかは紹介されていませんでした。

確かにお父さんの部屋には収納ケースが所狭しと並べてあって

モノが多い印象でしたが

お父さんの部屋はお父さんが管理したらいいことであって

娘がとやかく言うことは無いのにと思って観ていました。

リビングで寝るのが困るらしいのですが

隣の部屋に立派な和室があるのに

どうしてそこで寝ないのか疑問でした。

お母さんが使っているのか

客間だから使わせてもらえないのか

お父さんがどうしてもリビングで寝たいと言ったのか

ちょっと分かりません。



そこで、やましたひでこさんが登場します。

やましたさんは

「お父さんの部屋は要塞なんだからそのままでいいのよ」

と言ってそれでお終いです。

私もそうだと思いました。



それでも

お父さんの部屋の中にある

「お母さんの鏡台」や「使用していない電子レンジ」を片付けても良いと

お父さんが許可してくれたので

それは片付けることになりました・・・

とナレーションが入っていたので

すごくビックリしました。

お父さんの部屋なのに

お母さんのモノや不用品を置いたりしていて

なおかつ

お父さんに部屋を片付けろっていうのは

ちょっと厚かましくないですか?

老人虐待とは言いませんがちょっと虐げられている印象を受けました。



リビングの隅に放置されている汚い布団や下着は

新しい布団を購入することや

リビングの収納棚に片付けることがやましたさんから提案されました。

リビングにも収納庫があるのですが

そこにはお母さんの洋服や娘の着物が入っていて

ギュウギュウになっていました。

お母さんの洋服はお母さんの部屋に持って行ったのか知りませんが

開いたスペースにお父さんの布団を入れることが出来るようになりました。

これからさらに年をとると

お父さんもお母さんも布団よりベッドの方が良くなると思いますが

どうするんだろうかと思いました。

私はリビング横の和室をフローリングに替えて

ご両親のベッドを入れたらいいのにと思いました。

娘さんは寄席などで紙切りをする芸人さんなので

着物に着替えるために

わざわざ和室を作ったのかなと思いました。

2階は広く寄席風に作ってあって

そこにお客さんを入れたり出来るようになっていました。

結局のところ

その家は娘さんの要望がかなり強く取り入れられていて

ご両親の居住スペースは少ないように感じられました。

リビングで寝るのもお父さんの抵抗なのかなと思いました。



もともとお父さんは狩猟が趣味で

休日には狩猟に出て行って

若い時には家庭を顧みず

一人娘のこともお母さんに丸投げだったそうです。

そういう積み重ねがあってこその

なんというか

「復讐」みたいなものを感じました。

親が年をとって弱くなってくると

今度は子どもが親を支配していくのは

歪んだ親子関係のパターンなのかなと思いました。

というのも

その前回に紹介されていた親子関係もちょっとどうだかなと思ったからです。



こちらのお宅では

老夫婦が一軒家に暮らしています。

お母さんは趣味人ですが

片付けられない性格なようで

家の中はモノにあふれて

すごく危険な状態でした。

そこで別世帯に住む娘さんが親の家を片付けに来るのですが

母親と娘には子どもの時からの軋轢があって

うまくコミュニケーションが取れません。

娘さんはカフェにお勤めなので

その仲間とともに

ご両親の家を片付けていくのですが

親子の中に

他人を介在させないとバランスが取れないような関係は

とても不健全だなと思いました。



「ウチ、断捨離しました!」は

片付け番組と言うよりも

リアリティショーの様相が強いので

片付けの参考にはなりませんが

下世話な意味で

すごく興味深いです。



にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

白手袋さん

Author:白手袋さん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR