自宅療養について思うこと
新型コロナ感染症の影響により
各地で医療体制がひっ迫し
沖縄県や愛知県などのように
すでに医療体制が崩壊しているところもあります。
入院できる病床がすでに不足している地域もあることや
自宅療養を選択する人も多くいることから
厚生労働省は自宅療養の基準を整理しました。
厚生労働省のホームページで該当の内容を探しているのですが
ちょっと見つけきれませんので
ニュースや新聞の記事から拾ってみたいと思います。
自立生活が送れる独居の人と
家庭内で管理生活が送れる人は
自宅療養が可能と言うことです。
症状の状態によってトリアージしていくことは
とても大事なので
今回の措置は一定の評価を与えて良いと思いますが
厚生労働省の発表を都合よく解釈する自治体もあると思いますので
多分そのうちに自宅療養者の中から
死者が出やすくなるだろうなと想像しています。
そもそも、感染症法によると
「都道府県知事は入院勧告が出来る」
と定義されているので
強制入院というのは法的には不可能なようです。
これは、ハンセン病の強制隔離の反省から
今後も強制入院・強制隔離という判断は取られないそうです。
ワイドショーで
「入院できない人がいるのは違法」
と言っているコメンテーターがいましたが
「原則入院」というのは運用上のことなので
「無症状の自立した独居者」は自宅待機でまったく問題ないと思います。
ですが、
今回厚生労働省が定義した「軽症の自立した独居者」というのは
管理を怠れば
急激な重症化に耐えられず
自宅療養中に死亡することも考えられるので
ホテル療養者同様に
自治体による健康管理が必要になると思います。
食料品の配達なども必要なので
独居者とは言っても
家族や友人がサポートしなければ成立しないということも考えると
そこで生存確認がされるのかなと思いますが、
1日3食を出前で注文するような人だったら
健康管理をしてくれるサポーターがいないので
やっぱり自治体のサポートが必要になると思います。
無症状というのは「まったく症状がない人」
ということで問題ないと思いますが
「軽症」というのは
ものすごく幅があるので
その部分ももう少し詰めて検討したほうが良かったと思いました。
味覚や嗅覚に異常の出る人
高熱が出る人
咳が出る人
などなど
様々な形態があると思います。
ある元・入院患者さんが
ニュース番組で答えていて、
ものすごく苦しい入院期間を送ったのに
医師から「あなたは軽症ですよ」と言われたので
実際の重症者とはどれほどのものか
と思ったそうです。
ですので、
軽症と一括りにしても
いろんなタイプの人がいるので
自治体でトリアージをするときに
慎重に判断してほしいと思いました。
それから
若い人で味覚障害や嗅覚障害が出る人は
とても軽症だと思っていたのですが
報道番組である医師が
これらは口や鼻の異常ではなく脳障害だ
と言っていました。
症状が軽いと侮らずに
健康に気を付けて欲しいと思います。
これだけ世界で蔓延したら
もうすでに封じ込めることができませんので
できるだけ死者や重症者を減らす取り組みに
移行していかないといけないのだと思いますが
感染者数が増えれば
必然的に死者も重症者も増えます。
感染者数が増えても
医療体制が充実していれば懸念も少ないのでしょうが、
病床数自体も少ないですし
ハード面でベッドが足りていても
医師や看護師などのソフト面が不足していれば
結果として「病床数が足りない」ということになります。
新型コロナ患者の対応だけでも気を使うのに
お子さんの預け入れを保育所で断られたり
他の人から貶められるようなことを言われたりして
なおかつ
給料やボーナスをカットされたりしたら
医療従事者の方々のモチベーションも下がるだろうと思います。
医療従事者の皆さんが
もっと働きやすいように
改善されていけばいいなと思います。

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各地で医療体制がひっ迫し
沖縄県や愛知県などのように
すでに医療体制が崩壊しているところもあります。
入院できる病床がすでに不足している地域もあることや
自宅療養を選択する人も多くいることから
厚生労働省は自宅療養の基準を整理しました。
厚生労働省のホームページで該当の内容を探しているのですが
ちょっと見つけきれませんので
ニュースや新聞の記事から拾ってみたいと思います。
自立生活が送れる独居の人と
家庭内で管理生活が送れる人は
自宅療養が可能と言うことです。
症状の状態によってトリアージしていくことは
とても大事なので
今回の措置は一定の評価を与えて良いと思いますが
厚生労働省の発表を都合よく解釈する自治体もあると思いますので
多分そのうちに自宅療養者の中から
死者が出やすくなるだろうなと想像しています。
そもそも、感染症法によると
「都道府県知事は入院勧告が出来る」
と定義されているので
強制入院というのは法的には不可能なようです。
これは、ハンセン病の強制隔離の反省から
今後も強制入院・強制隔離という判断は取られないそうです。
ワイドショーで
「入院できない人がいるのは違法」
と言っているコメンテーターがいましたが
「原則入院」というのは運用上のことなので
「無症状の自立した独居者」は自宅待機でまったく問題ないと思います。
ですが、
今回厚生労働省が定義した「軽症の自立した独居者」というのは
管理を怠れば
急激な重症化に耐えられず
自宅療養中に死亡することも考えられるので
ホテル療養者同様に
自治体による健康管理が必要になると思います。
食料品の配達なども必要なので
独居者とは言っても
家族や友人がサポートしなければ成立しないということも考えると
そこで生存確認がされるのかなと思いますが、
1日3食を出前で注文するような人だったら
健康管理をしてくれるサポーターがいないので
やっぱり自治体のサポートが必要になると思います。
無症状というのは「まったく症状がない人」
ということで問題ないと思いますが
「軽症」というのは
ものすごく幅があるので
その部分ももう少し詰めて検討したほうが良かったと思いました。
味覚や嗅覚に異常の出る人
高熱が出る人
咳が出る人
などなど
様々な形態があると思います。
ある元・入院患者さんが
ニュース番組で答えていて、
ものすごく苦しい入院期間を送ったのに
医師から「あなたは軽症ですよ」と言われたので
実際の重症者とはどれほどのものか
と思ったそうです。
ですので、
軽症と一括りにしても
いろんなタイプの人がいるので
自治体でトリアージをするときに
慎重に判断してほしいと思いました。
それから
若い人で味覚障害や嗅覚障害が出る人は
とても軽症だと思っていたのですが
報道番組である医師が
これらは口や鼻の異常ではなく脳障害だ
と言っていました。
症状が軽いと侮らずに
健康に気を付けて欲しいと思います。
これだけ世界で蔓延したら
もうすでに封じ込めることができませんので
できるだけ死者や重症者を減らす取り組みに
移行していかないといけないのだと思いますが
感染者数が増えれば
必然的に死者も重症者も増えます。
感染者数が増えても
医療体制が充実していれば懸念も少ないのでしょうが、
病床数自体も少ないですし
ハード面でベッドが足りていても
医師や看護師などのソフト面が不足していれば
結果として「病床数が足りない」ということになります。
新型コロナ患者の対応だけでも気を使うのに
お子さんの預け入れを保育所で断られたり
他の人から貶められるようなことを言われたりして
なおかつ
給料やボーナスをカットされたりしたら
医療従事者の方々のモチベーションも下がるだろうと思います。
医療従事者の皆さんが
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