弱肉強食の世界
ある日の夜に
チビが玄関の扉の隙間をものすごく気にしていました。
我が家は古い家で
サッシ扉ではありませんので
建付けが悪く
下側に1センチ程度の隙間があいています。
「もう寝るよ」
と声をかけても
ずっと隙間を見ていました。
そういうことが2回くらいあった後に
玄関に大きなクモが出ました。
大きなクモは夏場に出ることがありますが
いつも居住しているわけではないので
外に逃がしてあげたり
隙間に逃げ込んで居なくなったりしながらも
年に1回くらいは家の中で見かけることがあります。
ネットで調べると
名前はアシダカグモと言うそうです。
我が家は小さなハエトリグモとは共存していて
いつもどこかでピョンピョン跳ねていますので
クモが益虫だということは知っています。
ネット情報では
アシダカグモはゴキブリやハエなどの衛生害虫のほかに
ネズミなども捕食することがあるそうです。
外に出しても獲物がいるかぎり
再度家に侵入し獲物がいなくなるとどこかに行ってしまう
というような徘徊性があるそうです。
我が家に入ってきたということは
何か獲物がいるのでしょうから
害虫駆除してもらったあとに
出て行ってもらったらいいかなと思いましたが、
そういえば我が家の玄関には昔からヤモリが住んでいまして
ヤモリは家守というように
家の守り神なので
アシダカグモに食べられたら困るな~~
と思っていました。
翌日、玄関横のガラス窓に
ヤモリがべったりとへばり付いていました。
アシダカグモに遭遇したヤモリは
捕食されないように玄関の隙間から外に出て
ガラス窓のところまで逃げてきたようです。
ガラス窓にはすだれが掛けてあって日差しが遮られるので
涼しくて過ごしやすいようです。
日中はずっとそこに居るのですが
朝晩はご飯を食べに行くのか
居なくなります。
アシダカグモが玄関に入り込んで
ヤモリがガラス窓に避難してから
しばらく経ったある深夜に
どこからともなく定期的な物音が聞こえてきて目が覚めました。
コト・・・・・
しばらくして
コト・・・・・
しばらくして
コト・・・・
というような等間隔で物音がします。
外から誰かが侵入してきたというような物騒な音ではなく
家の中から聞こえるのですが
何せ耳が悪いので
どこから聞こえてくるのか分からず、
とりあえず猫の点呼をしてから
猫に異常がなければ
ハチコ先生を起こして聞いてみようと思いました。
テンテンは2階で寝ていますし
ハチコ先生はタンスの上で寝ていますので
まず手近なところから
押入れで寝ているチビを確認しようとしましたら
いるはずのところに居ないので
目を凝らして暗い和室を見ましたら
和室の真ん中でうずくまっていたチビが
う~~~(何にもしてないよ)
と言いながら足元にすり寄ってきました。
うずくまっていたということは
何かがある
ということですから
和室の照明を点けましたら
なんと!
バラバラに惨殺されたアシダカグモがいました。
胴体はぐったりとして
もげた脚が離れたところに落ちていました。
物音の原因は、
チビがアシダカグモをいたぶって
遊んでいる音でした。
アシダカグモが玄関を離れて和室までやってきたのか
チビが玄関で捕まえたのを和室まで持ってきたのか
分かりませんが
アシダカグモの人生ならぬクモ生は
我が家の和室で終わりました。
犯行がバレたチビは
アシダカグモの脚を食べようとしていましたので
止めました。
アシダカグモを始末した翌日すぐに
ヤモリが玄関に戻ってきました。
誰が教えたわけでもないのに
どうやって分かるのでしょうか。
音でしょうか?
離れているので視覚ではないし
ニオイの嗅覚でもないし
やっぱり聴覚でしょうかね~~
クモがカサコソ歩く音がしなくなったからでしょうか?
すごく不思議。
「猫に見つかるとやられるから、出てこないでね」
と声をかけたら
下の隙間から入ってきたヤモリは
壁を伝って上にあがっていき
そうして靴箱の裏側に帰って行きました。
まあ何というか
猫が一番強い
ということですね。

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チビが玄関の扉の隙間をものすごく気にしていました。
我が家は古い家で
サッシ扉ではありませんので
建付けが悪く
下側に1センチ程度の隙間があいています。
「もう寝るよ」
と声をかけても
ずっと隙間を見ていました。
そういうことが2回くらいあった後に
玄関に大きなクモが出ました。
大きなクモは夏場に出ることがありますが
いつも居住しているわけではないので
外に逃がしてあげたり
隙間に逃げ込んで居なくなったりしながらも
年に1回くらいは家の中で見かけることがあります。
ネットで調べると
名前はアシダカグモと言うそうです。
我が家は小さなハエトリグモとは共存していて
いつもどこかでピョンピョン跳ねていますので
クモが益虫だということは知っています。
ネット情報では
アシダカグモはゴキブリやハエなどの衛生害虫のほかに
ネズミなども捕食することがあるそうです。
外に出しても獲物がいるかぎり
再度家に侵入し獲物がいなくなるとどこかに行ってしまう
というような徘徊性があるそうです。
我が家に入ってきたということは
何か獲物がいるのでしょうから
害虫駆除してもらったあとに
出て行ってもらったらいいかなと思いましたが、
そういえば我が家の玄関には昔からヤモリが住んでいまして
ヤモリは家守というように
家の守り神なので
アシダカグモに食べられたら困るな~~
と思っていました。
翌日、玄関横のガラス窓に
ヤモリがべったりとへばり付いていました。
アシダカグモに遭遇したヤモリは
捕食されないように玄関の隙間から外に出て
ガラス窓のところまで逃げてきたようです。
ガラス窓にはすだれが掛けてあって日差しが遮られるので
涼しくて過ごしやすいようです。
日中はずっとそこに居るのですが
朝晩はご飯を食べに行くのか
居なくなります。
アシダカグモが玄関に入り込んで
ヤモリがガラス窓に避難してから
しばらく経ったある深夜に
どこからともなく定期的な物音が聞こえてきて目が覚めました。
コト・・・・・
しばらくして
コト・・・・・
しばらくして
コト・・・・
というような等間隔で物音がします。
外から誰かが侵入してきたというような物騒な音ではなく
家の中から聞こえるのですが
何せ耳が悪いので
どこから聞こえてくるのか分からず、
とりあえず猫の点呼をしてから
猫に異常がなければ
ハチコ先生を起こして聞いてみようと思いました。
テンテンは2階で寝ていますし
ハチコ先生はタンスの上で寝ていますので
まず手近なところから
押入れで寝ているチビを確認しようとしましたら
いるはずのところに居ないので
目を凝らして暗い和室を見ましたら
和室の真ん中でうずくまっていたチビが
う~~~(何にもしてないよ)
と言いながら足元にすり寄ってきました。
うずくまっていたということは
何かがある
ということですから
和室の照明を点けましたら
なんと!
バラバラに惨殺されたアシダカグモがいました。
胴体はぐったりとして
もげた脚が離れたところに落ちていました。
物音の原因は、
チビがアシダカグモをいたぶって
遊んでいる音でした。
アシダカグモが玄関を離れて和室までやってきたのか
チビが玄関で捕まえたのを和室まで持ってきたのか
分かりませんが
アシダカグモの人生ならぬクモ生は
我が家の和室で終わりました。
犯行がバレたチビは
アシダカグモの脚を食べようとしていましたので
止めました。
アシダカグモを始末した翌日すぐに
ヤモリが玄関に戻ってきました。
誰が教えたわけでもないのに
どうやって分かるのでしょうか。
音でしょうか?
離れているので視覚ではないし
ニオイの嗅覚でもないし
やっぱり聴覚でしょうかね~~
クモがカサコソ歩く音がしなくなったからでしょうか?
すごく不思議。
「猫に見つかるとやられるから、出てこないでね」
と声をかけたら
下の隙間から入ってきたヤモリは
壁を伝って上にあがっていき
そうして靴箱の裏側に帰って行きました。
まあ何というか
猫が一番強い
ということですね。
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