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台風19号 検証 住民

台風20号は温帯低気圧に変わって日本に影響がないという予想でしたが

ところが進路を東に変えて本州に近づいてきています。

沖縄などの島しょ部では

影響が出るみたいです。

その後、日本の南の海上で温帯低気圧に変わる予想ですが

次の台風21号が発生してしまい

少なからず影響が出るのではないかと思います。

台風21号は勢力を拡大しつつ日本の南の海上にやってきますが

関東をかすめる形で東に抜けるかと思われていましたが

どうやら本州にもう少し接近するようです。

台風20号も21号もどのように変化していくのか分かりませんが

温帯低気圧になっても前線を刺激して

大雨が降るのは間違いなさそうですし

先日の台風で被災した地域は地面の保水量が低下しているので

ちょっとした雨でも災害が起こりやすくなっています。

皆様、くれぐれもご注意ください。



今日は、住民の立場で防災について考えたいと思います。

台風などの災害が発生する前の事前準備として

やっておかなければならないことは、

「ハザードマップの確認」

「避難場所と避難経路の確認」

「防災備品の手入れ」

「保険の見直し」

などがあるかと思います。

そして、台風などが発生した場合に行うことは

「家の養生」

「速やかに避難する」

などが挙げられます。



ハザードマップは自治体のホームパージで見ることも出来ますが

役所に行くと紙ベースで配布物があると思いますので

貰ってきて確認するのが良いと思います。



昨日のブログを書いた後に

最新のハザードマップを確認しましたら

我が家周辺は5メートルの浸水地域に変わっており

2階も浸水する可能性が高いことが分かりました。

大地震のあとは津波が恐いのですぐに高台に避難しますが

台風や大雨の場合も気象予想図などを確認して

河川の氾濫がありそうなときには

猫や貴重品などを持って早めに親戚のうちに移動しようと思います。

「雨が止んだ後に河川の氾濫が起こって被災した」という方々のインタビューを

テレビで見ましたが

上流で大雨になると下流域に到達するころには

氾濫する可能性が高いので注意が必要です。

近所の1級河川の上流は別の県になるのですが

我が家はその県の大雨情報もよく見ています。

親の代からの口伝と言いますか

何となく身に染みています。



ハザードマップを見ると土地の高低差が分かりますので

避難経路を事前に確認することが出来ます。

どの道を通って高台に行くことが出来るか

河川の氾濫があった時にどのように水が流れていくか想像することが出来ます。

私の住んでいる地域の避難所は

近所の小・中学校が指定されていますが

その小学校は1級河川のすぐそばにあるので

浸水危険の際には本来ならば避難所には適しません。

もし氾濫が起こった際には

濁流の中に向かって進むことになりますし

低地にあるので完全な陸の孤島になります。

地震の際の避難所と浸水の際の避難所は分けないといけません。

近所の方が自治体に申し入れをしているそうですが

改善されていないそうです。

我が家は猫がいるので

どっちにしても避難所には行きませんけれど。



防災備品の手入れについては

ローリングストック方式を取り入れたり

使用期限のチェックを定期的に行うことで出来ると思います。

関東大震災のあった9月1日は防災の日となっていますので

年に1回見直すとか

例えば誕生日などの忘れない日に確認するとかです。

被災したときには単1・単2電池がよく使われますが

普段の生活では単3や単4ぐらいしか使いませんので

リュックに入れっぱなしになっている電池が使用可能かどうかも

見直す必要があります。



保険の見直しについてですが

台風が発生した後では風水害への加入が出来ないそうです。

火災保険は火事だけを扱うものと

風水害や盗難なども扱う総合的なものがあります。

火事だけの方が保険料は安いですが

総合的なものの方が保険としては優秀です。

近年、災害が多発しているため毎年のように保険料が値上がりしています。

3年とか5年契約できる場合はその方が良いかもしれませんね。

我が家は5年物の住宅総合保険に入っています。



台風が来ると分かったら

風が強くなる前に雨戸を閉めておかないといけません。

最近のお宅では雨戸がオプションになっているのでついていないご家庭も多いそうです。

我が家はもっと昔の古い家なので雨戸のついている窓と

ついていない窓があります。

昨年の台風で懲りましたので

窓にはめられるべニア板をホームセンターで購入してきてあります。

普段は縁側の端っこに置いていますが

いざ台風が来るときには

べニア板をはめて養生テープで留めて

風が直接当たらないようにしています。



地震の備蓄として防災用品や

飲料水はいつも置いていますが

台風前には早いうちに食料品を補充しています。

インスタントラーメンや菓子パンなど

すぐに食べられるものも忘れずに買っています。

台風が来る前にご飯を炊いておいたり

お湯を沸かして置いたりするといざという時に役立ちます。

お風呂もサッサと入って準備しておく方が良いです。

お湯は抜かずに湯船に溜めておきます。

何事もなければ、その水は洗濯に使います。

そうそう、最近では台風コロッケとかいうのがあるそうで

コロッケを準備しておくのが新たな風習になってきているみたいです。

どこの誰が始めたものなんでしょうね。



進路がドンピシャで

自宅にいると危険な場合は早めに避難することも重要です。

昨年の台風21号で被災して屋根が破損してから

恐くて怖くて次に来た台風24号の時には

猫を連れて親戚の家に避難しました。

幸いなことに関西には大きな被害はありませんでした。

その後は、どの台風も割と進路が外れていますので

自宅待機で過ごせています。

先日の19号並みの台風が接近するときには

迷わずに親戚の家に厄介になろうと思っています。



台風19号は気象予想図でかなり危険なことが分かっていました。

私のような素人でも分かりました。

でも、ニュースで取り上げられる割合が少ないし

「台風15号に匹敵」とかあまりにも過小評価する報道もあって

大変心配していました。

結果、多くの方々の避難が間に合わずに亡くなられました。

ダムでも事前放流をしていなかったところがたくさんあったそうです。

気象庁の発表がもう少し早くて

もっと具体的な被害想定があれば

災害に備えることが出来るのではないかと思います。



これから専門家の方々や国の防災の機関が

検証を進めてくださると思いますが

次の災害に活かせるような有用な防災対策が

進められることを願ってやみません。



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