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台風19号 検証 自治体

寒がりのハチコ先生のためにこたつの中に猫カゴを入れていました。

ハチコ先生はその中に入ってスヤスヤ寝ます。

ところが、チビがちょっかいを出すので

ハチコ先生が嫌がってカゴから飛び出るということが何回かありました。

だからと言ってチビが猫カゴに入るわけでもなく

その横でべローンと長くなって寝ていましたので

ちょっとした悪戯というか嫌がらせと思っていました。

寒くなってチビがチェストの上の猫カゴに寝なくなったので

そのカゴをこたつの中に入れたところ

喜んでカゴに入るではありませんか。

自分のカゴが貰えたと思ったのか

ハチコ先生にちょっかいを出すことがほぼ無くなりました。

(たまに、あります。)



我が家には猫カゴが3つありますが

どのカゴにどの猫が寝ても良いようにしていますし

猫同士の気分次第で好みの寝場所を決めていると思っていました。

(カゴ以外にも寝るところがあるので、好きなように寝ています。)

こたつの中に猫カゴを入れたときも

ハチコ先生が入ることを予想して入れただけで

チビが入ったとしても、怒る人も猫も誰もいません。



でもチビにしたら何となく遠慮があったのかもしれませんね。

自分も猫カゴに入りたいけれど

ハチコ先生に譲らないといけないし(年功序列?)

そういうジレンマがちょっかいという形になったのかと

想像します。

逆にさっさと猫カゴに入ってくれた方が分かりやすかったです。

そうすればハチコ先生用に別の猫カゴを入れれば良かったのですから。

チビは1歳と1か月を超えたところです。

人間の年で言えば20代というところでしょうが

少し幼い傾向があります。

まるで思春期の子供のようだな~~と思いました。

ちなみにテンテンは半長毛で暑がりなので

まだこたつの中には入りません。



「自治体」

さて、今日は「自治体」について検証したいと思います。

台風などの自然災害が起こった時に自治体がすべきことは

「避難所の開設」と「避難の注意喚起」だと思います。

「避難所の開設」と「避難の注意喚起」はどっちを先にしているのか

現状は分かりませんが

まず注意喚起の第一弾として「避難準備情報」を先に出すべきではないかと思います。

避難所開設前に準備情報情報を出すと

混乱が起こる場合もあるので

準備情報情報を出すときに同時に避難所開設時間を伝えるか

または早々に避難所を開設すべきだと思います。

高齢の方や障害を持った方、小さいお子さんのいるご家庭は

一番初めに避難してほしいので

避難準備情報で早めに注意喚起を行うべきです。

このような方々は避難するにも時間がかかります。

貴重品や常備薬などの荷物をまとめるにしても

避難所に歩いて行くにしても時間がかかります。

ですので、明るい時間に避難が完了できるように

避難準備情報を早めに出したり

避難所の開設を早くしたりすることが重要だと思います。

避難準備情報の段階では空振りに終わる可能性もありますが

何かあっては遅いです。

今回の台風でも自宅で浸水して亡くなった方の多くは高齢者でした。

ご本人は覚悟の上かもしれませんが

残された遺族にしたら悔いが残るのではないでしょうか。

「避難勧告」や「避難指示(緊急)」は

雨が降ってきたり川が氾濫したりした後に出る場合もありますし

自治体によっては時期を逃した時点で出さない場合もあるようです。

避難するほうが却って危険だからという理由だそうです。

ですので、自治体の情報に頼らずにご自身で判断される必要もあるかと思います。

避難の注意喚起は、各自治体によって異なるようですので

もう少し統一性があっても良いのではないかと思います。




避難には

「避難所に行く」

「親戚や友達の家に行く」

「自宅の安全な場所への避難(垂直避難)」がありますが

自宅が山や崖のそばとか河川の近くとか

平屋(1階建て)とかマンションの高層階とかによって

場所を移動すべきなのか

移動しなくても済むのか検討が必要だと思います。

チャート式の問診票のようなものがあれば良いですが、どこかにあるのでしょうか。

スタート
↓      
ハザードマップ(洪水浸水想定区域・土砂災害想定区域)に該当する。
はい  いいえ→平屋である。 はい・いいえ

直ちに自宅を離れて水平避難!

こういう感じのがあれば分かりやすいのではないかと思います。



我が家は近くに天井川の1級河川があるので

洪水浸水想定区域ハザードマップでは1階は浸水することになっています。

山や崖はありませんし、平屋でもありません。

近くの1級河川は

支流との合流地点で氾濫しやすく

大雨が降った時にはバックウォーター現象が起こり

その場所は過去十年ぐらいで何度か浸水していますが

我が家とは反対側の岸辺になります。

ちなみに、バックウォーター現象とは

本流の勢いが強いときに支流に逆流して

支流の流域で水が溢れ出ることです。

ですので、我が家の付近で氾濫することは基本的に無いとは思いますが

もし氾濫したときには1階は浸水することになっています。

我が家よりもかなり低い地域があり

基本的にそちらに流れていくことになりますので

2階に水が上がる可能性は無いです。

(注)これは河川の氾濫の場合で、津波の場合はこの例に当たりません。

以前、大雨が降った時に1級河川が氾濫しそうになり

避難の注意喚起のエリアメールが流れたことがありましたが

我が家は猫3匹もいるので避難所には行きませんでした。

その代わりに

1階が浸水しても良いように

2階に必要物資を運んで2階で寝るようにしました。

猫たちはみんなで2階にいるのが嫌だったみたいで

1階に降りて行ってしまいました。

河川が決壊したら2階に連れて上がるつもりでしたが

そのようなこともなく無事に朝を迎えることが出来ました。



今回は台風の検証ですので

避難所は場所を開放するだけで

食料などは自分で調達しないといけなかったそうです。

毛布などは借りられたと思いますが

枚数に限りがあるので寒い思いをされた方も多いと思います。

地震で自宅が損壊したときにも避難所に行くことがあるかと思います。

我が家がある地域の自治体は

避難用品を備蓄してはいますが

住民の1/3の人数が3日間過ごせるだけの備蓄しかありません。

ですので、各家庭で1週間分の備蓄をしておくように条例で定められています。

(罰則はありません。)

住民全員に行き渡るような数量の備蓄を自治体に負担させるなら

その分もっと住民税がかかると思います。



自治体に望むことは

避難所の開設や避難誘導は早めに行ってほしい

ということでしょうか。

でも、避難のタイミングにしても備蓄にしても、

自治体任せにせずに自分で判断して準備することも大事だと思います。



神奈川県山北町で自衛隊の給水車が来てくれたにもかかわらず

県の担当者が断った出来事がありました。

神奈川県知事の黒岩さんは

「県の対応は間違っていなかった」としていますが

県民ファーストを考えれば自衛隊の給水車を断ったのは

間違っていると思います。

なぜこのようなことが起こったのか精査する必要があるのではないでしょうか?

山北町にしてみれば

早く水をくれるのなら自衛隊でなくても良いわけですが

自衛隊の方が早かったから連絡したのだと思います。

文民統制の観点から自衛隊に「派遣要請」が出来るのは

「都道府県知事など」となっていますが

各市町村長から「直接通知」も出来ますので

今回は山北町長から自衛隊へ「直接通知」したのだと思います。

「直接通知」の場合は「派遣要請を要求できない場合など」と定まっていますので

神奈川県が「派遣要請」すれば早い段階で住民に水が行き渡ったと思います。

神奈川県のマニュアルでは自衛隊に「派遣要請」するよりも

まず自前の給水車を出すことを優先したようですが

渋滞に巻き込まれたりして

結果的に給水は何時間も経過してから行われたようなので

マニュアルに凝り固まって

県民ファーストを忘れた姿勢が非難されるのは致し方ないと思います。

もうすでに自衛隊給水車が到着していることを伝えたとか聞いていないとか

食い違いがあるのですが

なぜ食い違いがあるのか疑問です。

自衛隊が到着していたということを理解していれば

派遣要請したのでしょうか?

そうするとマニュアルから外れてしまうので

「知っていながらマニュアルにこだわった」と解釈するのが普通だと思います。

そうであれば、「知らなかった」という言い訳は道理が通らないと思います。

山北町には自衛隊の給水車に活動してもらって

県の給水車はほかの地域に回すとか

もっと効率よい活動が出来たのではないかと思いますし

水はいくらあっても良いので

後から県の給水車が来たとしても

自衛隊の給水車を断る理由にはならないのではないでしょうか。

というかそもそも

山北町から相談を受けた一番初めの時に

すぐに県の給水車を出してあげたら

自衛隊に来てもらうこともなかったのではないでしょうか?

ちょっと穿った見方をしますが

県の担当者は本当にマニュアルにこだわったのか

もしくは政治的信条で自衛隊が嫌いな人なのかと思ってしまいました。

担当者は下っ端でしょうから

上司とか権限者の中にそういう考えの人がいるのかな?

自衛隊が嫌いでも災害派遣活動に否定的な人がいるとは思いたくないけれど・・・。



まったくの余談ですが

外来生物のヌートリアは河川敷で巣穴を作るので

土手が決壊するおそれがあります。

もし見かけたら早めに駆除する必要があると思います。

見過ごしているうちに生息数が増えて土手に穴が開いたら大変ですから。



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