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台風17号にご注意ください。

今度の台風17号は

「大型」で「強い」台風です。

大型ですので強風域が大きくて

関西も強風域に入る予定です。

月曜日の午前中には近づいてきますので

明日の夕方には物干し竿を取り込んで雨戸を閉めたり

外のゴミ箱を家の中に入れたり

台風に備えるつもりです。

買い出しは今日のうちに済ませましたし

飲料水や避難袋はいつも備蓄しているので大丈夫です。



私の親戚が九州方面にいますので

電話をかけて注意を呼びかけました。

マンション住まいなので

「強風で扉が閉まって指を挟まないように」とか

「カーテンを閉めて万が一ガラスが割れたときでも

飛散しないように」とか伝えました。

買い物はもう済ませてあって

明日・明後日は家に閉じこもって出かけないそうなので安心です。

停電で断水しても困らないように

お風呂に水を張っておくと言っていました。

皆様も十分にお気を付けください。



先日の台風15号で被害に遭われた方は

今度の台風による大雨で

また家の中が水浸しになるのではと心配されていると思います。

今回の台風の進路からすると

強風域にはかからなさそうなので

屋根に張ったブルーシートは

十分なバラストがあれば飛ぶことはないと思いますが

張り方が不十分だと変なところから雨漏りするので

家の中が水浸しになるお宅も多いのではないかと思います。

水を含んだ屋根はとても重くて

屋根が落ちる場合もあるのでご注意ください。



去年の台風21号が起こったのが9月4日ですが

1年経過した今でも

我が家はブルーシートがかかったままです。

それは業者さんがいないからなのです。

関西は台風21号の前に割と大きな地震があって

その修理で順番待ちをしているところに

台風被害が起きたのでとても人手が足りず

我が家以外にも修理の進んでいない家がとてもたくさんあります。

関東から出稼ぎに来ていた職人さんたちが

台風15号の修理のために地元の関東に戻られるとかで

余計に人手が足りなくなっています。



ある住宅メーカーのリフォーム部門では

来年の東京オリンピックに向けて

関西国際空港に多数の外国人が来日される前に

見える範囲の家々のブルーシートを外すようにと

国からお達しが出ているそうです。

千葉県にも成田空港がありますので

その周辺から修理工事が進んでいくのではないかと思います。

南房総地域の皆さんも家の再建には何年もかかると思いますが

諦めずに修理を待ちましょう。



瓦屋根のほとんどが落ちている家では

瓦ではなくスレートなどに変えたほうが修理も早いのではないかと思います。

と言いますのも

瓦屋根の修理ができる職人さんが少ないからです。

今の新しい家は瓦を使わずスレートをホッチキスで止めるので

若い職人さんはそういう工事は出来ますが

瓦の修理は出来ないのです。

瓦の修理ができる職人さんはある程度の年齢以上なので

引退してしまった後はそれを引き継ぐ職人さんが出てきません。

そのため職人さんがとても少なくて瓦屋根の修理には時間がかかるのです。



また、ブルーシートは1回張れば済むのではなく

太陽にさらされて劣化しますので

何度も張りなおさなくてはいけませんし

バラストの袋も劣化しますので包みなおさなくてはいけません。

国から支給されたブルーシートが薄いので使い物にならず

自治体で丈夫なブルーシートを購入して市民に配布した地域もあると聞いています。

我が家のブルーシートやバラストの袋は紫外線に強いものを使っていますが

日に焼けて劣化し

1年の間に

ブルーシートも3回くらい張り替えましたし

バラストの袋もそれぐらい取り換えています。

これからは冬に向かうので

寒さに強いものを使わないといけないかもしれません。

南房総は暖かいでしょうが

地球温暖化で気象条件が苛酷になっているので

暖かい地域でもドカッと大雪が降るかもしれません。



悪口になるかもしれませんが

傍から見ても千葉県の対応が後手後手になっているので

とてもヤキモキします。

被害の全容がいまだつかめていないとか、

発電機が倉庫に収められたままで自治体に貸し出ししていないとか

千葉県庁から各自治体にもっと働きかけても良いのではないかと思います。

森田県知事のコメントも

まるで他人事のような冷たい印象を持ちました。

私が関西人だからそう思うのか

千葉県民の特性としてもともとクールなのかは分かりませんが

もっと優しくて温かみのあるコメントが欲しいな~~と思います。



役所の罹災証明の手続きも時間がかかるみたいですが

私の住んでいる地域では

「自分で撮った写真」と「書類」を提出するだけで

2週間ぐらいで罹災証明書が届きました。

被害に遭ってから1か月間は無料(過ぎると200円くらいかかる)だそうです。

テレビではどこかの役所の人が

「2000件くらい申請が来ているので見に行くのに2週間くらい待ってください」

と言っていましたが

係の人が1軒ずつ被害状況を確認しに行くみたいなのでビックリしました。

我が家が加入している損害保険会社の請求にはもともと罹災証明は必要なかったですし

我が家の被害では固定資産税や住民税の減免対象にならなかったので

必要なかったです。

罹災証明によって得られるメリットは各自治体によって違うので

何とも言えませんが

役所の担当者の皆さんも全件調査に入っていたら大変な手間だろうな~~

と思ってしまいました。



東京電力や応援に入った各電力会社の働きにより

停電地域もずいぶん少なくなって

完全復旧ももうすぐだと思いますが

復旧までにずいぶん時間がかかったな~~

という印象があります。

経済産業省が東電の復旧作業が正しかったのか精査するそうですが

倒木が多かったという理由だけではないのではないかと思います。

大規模災害に対するノウハウが無かったのかなと感じました。



思い出したので書きますが

昨年の台風が非常に強い勢力で上陸したとき

一番感じたのは

台風の暴風でもなく雨量でもなく

「風圧」でした。

我が家は2階には雨戸がありますが1階にはありません。

いつもの台風と同じように考えてガラス窓のがたつきを防ぐため

新聞紙などをかませたり

全面に新聞紙を貼ったりしましたが

それ以上のことはしていませんでした。

ところが

風の圧力がすごくてガラス窓がたわんで

真ん中から割れそうだったので

割れないように必死に押さえました。

そのため風圧でガラス窓が割れることもなかったのです。

窓が割れると風の勢いで屋根が持っていかれます。

千葉県の被害でも屋根の大部分が飛んでいるお宅は

そういう状況だったのだろうと思います。

そのあとに台風24号が上陸するので

また同じような台風が来たらと怖くて怖くて

1階のガラス窓に合うサイズのべニア板を

ホームセンターでカットしてもらい

窓を養生しました。

関西に暴風圏がかかるときには

このべニア板は活躍しています。

新しいおうちの場合は

雨戸はオプションになっているので

強化ガラスが入っているからと雨戸の無いおうちも多いのだそうです。

そういう場合は

内側に新聞紙を貼るとか

養生テープを×点にして貼るとか

必ずカーテンを閉めるとか

何らかの対策が必要になると思います。



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