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屋根がずれて雨漏りしています。

台風21号は非常に強い勢力のまま上陸し

25年ぶりの強烈な台風となりました。

台風に備えていろいろ準備をしていましたが

非常に強い勢力の台風をなめてはいけませんでした。

もうね~~

ものすごい!

とかそんなことではなくて

命の危険を感じる暴風でした。

恐怖!!!!!!

でした。

生きていてブログに状況を書けることを感謝します。



午前中は曇っていましたが

風も無く穏やかな天気でした。

これから台風が来る前の嵐の前の静けさだと思いましたが

まさか午後にあのような恐怖体験をするとは

この時には思ってもいませんでした。



11時頃にだんだんと風が強くなってきましたが

ガラス窓の養生をしていたので

そんなにガタガタ音もしませんでした。

「そろそろ来たね~~」

なんて言っていました。



13時頃に雨風が強まって来たのですが

2階の窓から外を眺めて台風の強風を楽しんでいました。

風は南東から吹いてくるので

西側の窓から外を眺めていて

お隣の樹木が風にあおられてユサユサ揺れたり、

近所の屋根の上で風が雨を巻き上げて雨粒が白くクルクル回っているのも

面白かったです。

テンテンもその出窓に乗っていて一緒に外を眺めていました。

10分ぐらい暴風を楽しんでいたところ

急に突風が吹いて

家がぐらりと揺れたときに、

近所の駐車場のPマークの2メートルくらいのポールがブンブン振れて

お隣の樹木もなぎ倒されるみたいにしなって

どこかの非常ベルがジリジリ鳴り出しました。

それでも一瞬の突風だったので

まだ外を見ていましたら

突風が何度か繰り返されるようになってきて

家がぐらりと揺れる回数が増えて

何となく危険を感じたので

テンテンを連れて1階に降りました。

電柱が風に揺られるせいでしょうか

電気がチラチラしだしたので

もしかしたら停電するかもと思いました。



13時半頃から風が一段と強まって

なんとなくヤバいと思い始めたのですが

どんどん風は強まっていくのです。

暴風は強さを増していき

隣の家の屋根瓦が飛んでバラバラと落ちて

我が家のヒサシに当たって大きな音を立てます。

何度も何度も。

猫たちは暴風の唸るような音や

屋根瓦の落ちる音などに驚いて押し入れの奥に逃げて行きます。

逃げていく猫たちを捕まえてキャリーケースに入れました。

もしかして家が飛ばされたら

命からがら家から逃げないといけない

そのときに猫を連れて逃げやすいようにキャリーケースに入れたのです。

こんな暴風で外に出られるわけもないのに

それでも逃げようと思うのは

人間の生き残りたいという本能なのでしょうか?



その頃には「家の中にいたら本当にまずいかも」と思えるような

命の危険を感じるような暴風に変わっていました。

一番のピークは14時頃だったと思います。

暴風で家が吹き飛ばされるかもしれない。

風の圧力がこんなに怖いと思ってもみませんでした。

何とか耐えて欲しい。

家が持ちこたえて欲しい。

雨どいがメキメキと剥がれて垂れ下がるのが見えました。

ベランダの波板が剥がれてバタバタ大きな音をたてていました。

祈りながら恐怖に震えました。

テンテンがキャリーケースの中でニャーニャー鳴いて

「出して出して」と訴えます。

避難する事を考えてしばらくの間我慢してもらいました。

あんな暴風の中避難することなんかできないですけどね~~



しばらくして

暴風がピークを過ぎたように感じたときに

1階の天井からポタポタ雨漏りしてきました。

すぐにバケツを持って来て畳の上に置きました。

するとポタポタが至る所から落ちてきて

半畳を濡らすくらいに漏ってきたのです。

2階の様子を見に行こうとしたのですが

まだ暴風が強くて危険なので家族に止められました。



家族が心配するのを振り切って

2階に上がっていくと

南側の窓に沿った天井からダダ漏れしていました。

2階の床が一面ビショビショになっていました。

雨戸を閉めているので外の状態がどうなっているのかわかりませんが

屋根瓦が飛んで行ったのかもしれないと思っていました。



工務店さんに電話して留守番電話に折り返し電話を頼みました。

保険会社の担当者さんに電話して現状を伝えました。

雨漏りを古いバスタオルで拭いたり

バケツを置いたりして被害が広がらないようにしました。

デジタルカメラで現状の写真を撮りました。



雨が小降りになったので

外に出て家のぐるりをまわって被害状況を確認しました。

雨どいははずれていましたが

波板も屋根瓦も飛んでいませんでした。

でも屋根瓦がずれたみたいで

そこから雨漏りしているみたいです。



台風は過ぎ去っていき

瓦がずれて雨漏りして大変ですが

人的猫的被害は無かったのが幸いです。

我が家が古い家だからなのかと思っていましたが

ご近所をまわってみると

多くの家屋の瓦が落ちていたり

屋根が飛んでいたり

門柱が倒れているような被害を見ると

我が家の被害は少なかった方なのだなとわかりました。

折れた街路樹も道路に転がっていました。



今回の台風を経験して、暴風の怖さをまざまざと感じました。

いつも台風の被害が少なくて無事に過ごせているのは

単に運が良かっただけなのだと実感しました。




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