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道徳の授業。

新聞を読んでいましたら

「小学校で道徳が教科になったので

先生たちのために

採点方法を記された書物が書店で販売された」

というような記事が載っていました。

タイトルだけ見て内容は読んでいないので詳細はよく分かりません。

これまでも小学校で道徳の授業はあったと思いますが

今年の4月から教科として採点するようになったそうです。

どうやって採点するのでしょうね。

今の子どもたちは、絶対評価なのでしょうかね~~

これを理解していれば○

中程度の理解なら△

理解していなければ×

とかなんでしょうか?

昔は、クラスの上位何%は○

真ん中は△

下位何%は×という相対評価でしたが

道徳は教科ではなかったので

理解してようが、していまいが

通知表に評価はつかなかったように記憶しています。

愛国心を示すとかなら簡単なのですが、

考え方を問われても何が正解なのか分からない事もありますしね。



むか~し昔のことですが、

私が小学生の時の道徳の授業の内容で

今考えてもサッパリ分からないことがあったのですよ。

どんな内容かと言えば・・・。

「小学生のA子ちゃんは、お母さんが入院するあいだ

妹の面倒を見ることになりました。

初めは言うことを聞かなかった妹も

A子ちゃんの献身的なお世話に心を通わせ

A子ちゃんは深い満足を覚えていました。

ところが、お母さんが退院して帰ってくると

妹はお母さんに甘えてばかりで

A子ちゃんのことを忘れてしまったようです。

A子ちゃんは複雑な心境になりました。

A子ちゃんの気持ちを考えましょう。」

とかいう内容でした。



A子ちゃんの気持ちって・・・。

知らんがな(笑)

小学生のときには分かりませんでしたが

大人になってみると

何となくわかるような気もします。

「一生懸命にお世話をしたのに

結局お母さんが一番なんでしょ!」

という拗ねた気持ちなんですよね。

A子ちゃんの心情はともかく、

この話がどのように「道徳」に結びつくのか

こちらの方は今もってさっぱり分からなかったのです。

A子ちゃんの事例から導き出される教訓は

「一生懸命やっても報われない」

かな~~と思ったのですが

それだと全然道徳的じゃないですよね~~

「妹の世話をしないで友達と遊びに行けば良かったわ」

と考えるようなA子ちゃんなら

道徳の教科書の題材にならないはず(笑)



家族にこの話をしてみたところ

「人の評価を気にするのではなく、自分自身の経験や成長が大事」

ということではないかと言われ

「なるほど~~その方が道徳的!」

と思いました。

正解はどうなのか分かりませんけどね~~



学校の先生は大変ですね。




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