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東日本大震災7年目に寄せて

昨日3月11日は東日本大震災から

7年目となりました。

ご家族や自宅、勤務先や仕事、財産を失われた方々には

辛い日々だったと思います。

改めて哀悼の言葉を捧げます。



あのとき私はオフィスビルの中にいました。

関西でも高層階のビルは大きく揺れて

どこが震源か、また神戸かと

とても驚きました。

職場にテレビがあったので

皆でテレビをつけて様子を見ました。

震源は東北、宮城沖でした。

その時は、東京のスタジオから

揺れの様子などを放送していました。

とりあえず家族にすぐに無事を知らせるメールを送りましたが

勤務中だったので職員はみな冷静さを取り戻し

また仕事に取りかかりました。

いつも通りの仕事でした。

それからしばらくすると

今度は津波の映像がテレビから流れてきました。

何人もが呆然とし絶句しました。

それからも管理職の人たちは映像を見ていましたが

一般職員は自分の仕事に戻り、いつも以上に没頭しました。

まるでテレビで流れていることが現実ではないかのように。



自宅に戻ってテレビをつけると

被災地の津波の様子が流れていました。

私が見たときには

ヘリコプターから撮影された名取川を遡上する津波の様子が流れていて

自動車やトラックで逃げ惑う人々、

諦めたかのように運転を止めた車、

舐めるような津波に巻き込まれる家屋やビニールハウスの様子が

克明に記録され放送されていました。

そのときに初めてこれは実際に起こった出来事なんだと実感しました。

正直なところとても怖かったです。

あの車に乗った人たちが無事でいて欲しいと祈りました。



東日本大震災から7年が過ぎて

津波にのまれた街はまた再構築へと前進し

少しずつ活気を取り戻そうとしています。

福島第一原発の放射能漏れによって街を追われた人々は

いまだ帰宅もかなわない現状があります。

もう故郷を諦めて

新しい土地で生活の基盤を作った方々もいらっしゃるようです。



関西にいて私が出来ることは何か考えると

この震災で亡くなったり

被災して生活が一変した人々がいることを

忘れないことが大事なのかなと思います。




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