乳がんに罹患して闘病されている芸能人の方のブログを
読ませていただくことがあります。
そのブログの中に書かれていることで、
治療が古いと言うか
昔風と言うか
なんかモヤモヤしてしまうことがあるのです。
より良い治療を受けられますように。
そして明るく過ごされますように。
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すみません。
どのあたりの治療が古いとお感じになるのでしょうか?
差し障りのない程度に書いていただければ参考になります。
じゅんさん、コメントありがとうございます。
「どのあたり」というご質問をいただいたので、お答えしようと考えました。「差し障り」はあるかもしれませんが、あえて書くと、手術かな~。あくまでも、ブログを読んでの感想です。実際は最先端の治療を受けていらっしゃるかもしれませんし。
巧く説明できなくてすみません。
白手袋さん
お返事ありがとうございました。
ちょっとピントがズレることを書くかもしれませんがお許しください。
手術は、別に目新しい治療ではないですよね。抗がん剤も。
根治を目指す手術ではないのはご本人わかっていると思います。ただ、そのままにしておくと原発巣が悪化する可能性が高いので切除したのだろうと思います。放射線で抑える方法もあるそうですが、手術の方が今回良かったかは部外者にはわかりません。
最先端の医療はどういうものがあるかということと、実際それを受けているのかどうかも私にはわかりません。ただ、あくまでも噂ですが、切除した細胞で自家ガンワクチンをやるのでは?という記事を見たことがあります。
それから、ステージ4の原発巣手術ですが、今まではしてもしなくても予後には関係ないのでする必要はないという考えが主流でした。
最近は、手術した方が予後がよくなるのでは?という考えも出てきて 比較試験も始まっているそうです。いろいろなブログを読んでいると、初発ステージ4の人で手術を受ける人が増えてきました。主な理由は芸能人の方と同じ悪化防止、QOL向上です。ただ、今後の治療効果向上の可能性の為に切除する場合もあるようです。
ある人は、抗がん剤とHER2の薬を使っていたら転移巣が見えなくなってしまいました。ところが原発巣は殆ど変化なく性質が違うし、残しておいてそこから全身に飛ぶ可能性があるので手術決定になりました。
また、ある人は、手術で原発巣をとったら何もしないのに次の検査で主要マーカーが下がっていました。
ですから、局所コントロールという意味だけでなく、何か全身への影響もある場合が考えられると思いました。
ですから、手術という方法自体は全然新しくはないのですが、その効果の有る無しに対する研究は新しいかも知れないのです。
6月22日に小林麻央さんが亡くなりました。
以前、じゅんさんにコメントをいただいていたのですが、その時は内容が理解できなかったので、そのままになっていました。
ワイドショーに出ていた女医さんが、「病巣が大きくなったりして不便が出たので、QOLを高めるためにステージ4での手術をされたのかも」と言われて、何となくわかりました。
治療が古いと感じたのは、「ブログで報告される内容が、ガイドラインに沿っていないように思う」ということではなかったかと、考えています。