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ネコの毛並の遺伝子(1)

京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥先生が

2012年ノーベル医学・生理学賞を受賞されることが発表されました。

大変素晴らしいことだと思います。

私はね、山中先生はまだお若いから、いずれ受賞されるにしても

今年は無いと思っていたのよね~~だからビックリよ~~



そして現在、東京大学病院の研究員のMさんが、

「iPS細胞から心筋を作成し、複数の患者さんに注入移植し、全員が回復した」とか

「初の臨床応用」とか

報道されていて、悪い意味で、すごい騒ぎになっています。

Mさんの言動からも目が離せないけど、

東京大学の雇用形態ってどんな感じなのかしら~~と、

そちらの方が興味があります。



私は、ネコの毛並の遺伝子に興味があって、

今年は遺伝に関する本を結構読んだのね。

細胞分裂の減数分裂に出てくる二価染色体とか、

細胞分裂時のDNA量の変化とか、

素人なので分からないことだらけで、すごく苦しんだけど、

自分で納得できる程度には理解が出来てよかったわ。



それらの本の中で、

ES細胞とかiPS細胞についても紹介されているのだけれど、

それぞれ問題点があることもキチンと書かれているのね。

ES細胞だと受精卵を使うので倫理的に問題があるとか、

iPS細胞は、ヒトへ応用していくにはまだまだ研究が必要とか。



iPS細胞は、新薬の研究や、病気の解明の研究に利用されるのが

一番の使い道だと思うのね。

iPS細胞から人体の部位を培養して、病気の部位への移植を成功させるには、

充分な研究、動物実験、倫理的な検証などが行われてからと思うので、

何年もかかることだと思います。

私個人の考えとしては、

iPS細胞から人工的に培養された部位を移植するのは反対です。

遺伝子について分からないことも多いのに、カラダに入れちゃって良いのかな~~

と不安が拭えないからです。

ヒトへ臨床応用が一番近いのが、目の網膜だそうです。

患者さんには、充分な説明が行われることを期待しています。



ネコだけど野次馬になったので、ちょっと疲れました。今日はおしまい。

本題のネコの毛並の遺伝子については、また後日~~。



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