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STAP細胞 たびたび

理研のS副センター長の会見を拝見しました。



1月に行われたSTAP細胞の記者会見の時から抱いていた

「違和感」の原因が分かったような気がします。

「違和感」とは、

(論文が科学誌に載っただけなのに)

マスコミの数と取り上げ方が凄いな~~という事でした。

まるでノーベル賞をもらったかのような騒ぎでしたから、

それだけ騒がれるのは余程すごい発見に違いないという

錯覚に陥ったのも事実です。

発表通りに、本当にSTAP細胞が出来ていれば問題なかったのですが。

1月の記者会見にマスコミの皆さんが大勢押し寄せたのは、

どこかから「世紀の大発見の記者会見をやりますよ」と、

呼びかけがあったからだと思いますが、

正式な理研の広報部を通じて行われたのでしょうか。

もしそうだとすれば、理研にも大きな責任が残りますね。



今回の会見の前にS氏は随分マスコミ対策をされたのではないかと思います。

謝罪会見の練習をしてくれるPR会社もあるようですから、

そういった企業を利用して練習を積んだのかなと思わせるような

用意周到な記者会見でした。

1月の記者会見の時みたいな、

浮かれた不用意発言(iPSの時代は終わった的な)はなかったですし、

終始冷静に対応されて、慎重に言葉を選ばれて、

ご自身に責任は無いこと、

責任は小保方さんと若山教授にあることを巧みに盛り込んで・・・。

すごくビックリしました。

あまりにも出来過ぎているが故、

逆に「あら~~騒動の黒幕はこの方なんだな」と納得させられました。



S氏は素晴らしく優秀な方のようで、

着実に実績を積み上げられて来られたのに

今回の騒動で、大変な汚点を残されたのは本当に残念なことです。

iPS細胞の山中教授にライバル心と嫉妬心を抱いていたのが原因だと

書く雑誌もありますが、事実かどうか知る由もありません。



ノーベル賞を貰えるのは、偉大な功績を残した方だけですが、

その多くの偉大な功労者の中でも、ほんの一握りです。

世界的な情勢にも、運にも左右されますし、

存命中の方と限られています(一部、例外アリ)。

山中教授の場合も、いずれ取られるにしても

こんなに早いとは思っていなかったですし、

多分ご本人もそう感じていたのではないでしょうか。

同時受賞された先生がお年なので早まったというのが

素直な感想です。



今後、この問題はどのように発展していくのか、いかないのか

分かりませんが、

ふがいない理研に貴重な税金が使われるのは嫌ですね。



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