fc2ブログ

医療費控除の「保険金などで補てんされる金額」とは。

昨日の宿題だった

生命保険給付金と確定申告について書きますね。

いろいろと調べたのですが

以前参考にした税理士さんのホームページが見つかりませんでした。

すごく分かりやすくて正確だったので残念です。

記憶をもとに書きますが

私の申告時に税務署の人に

この内容が正しいことは確認しています。



医療費がたくさんかかった時には

医療費控除を確定申告すると思います。

でも生命保険給付金などで

かかった医療費よりも多く貰ったときはどうされますか?

面倒なので確定申告はしませんか?

それともそもそも出来ないと思いますか?



国税庁のホームページに

医療費控除のことが書かれていますが

(その一年にかかった医療費の総額)から

(保険金などで補てんされる金額をひく)とあるんですね。

保険金などで補てんされる金額とは何か?

調べると

いろいろあるのですが

生命保険に関しては

「生命保険契約や損害保険契約に基づき

医療費の補てんを目的として支払を受ける

医療保険金や入院費給付金、傷害費用保険金など」

と書かれています。

ここが不親切というか

もうちょっと詳しく書いていればいいのにと思います。

これで分からないので

もっと詳しい情報はないかと

ネットで調べると思うのですが

ファイナンシャルプランナーの資格のある人でも

間違ってネットにあげていることがあるんですよ。

ましてやアルバイトのライターが書いたような記事は

間違いだらけでした。



私が乳がんと診断されたときは

その確定診断が出るまでに

通院したり検査したりと医療費がかかりました。

特に検査代が高いんですよね。

検査で乳がんと分かったので

入院・手術しました。

かかったのは

通院・検査代

入院・手術代

交通費などです。

もらった保険金は

三大疾病特約金(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)

入院・手術保険金

などです。

その一年間にかかった医療費よりも

貰った保険金の方が多いので

確定申告はできないのかなと思っていたのです。

ネットで調べても皆それぞれ違う回答を載せていたりして

何が正しいのか分かりませんでした。



それで

とある税理士さんのホームページに書いてあったのを読んだら

謎が解けました。

まず、三大疾病特約金やガン診断保険金などの診断一時金は

医療費控除には関係ありません。

「医療費の補てんを目的として支払を受ける」わけではないからです。

それから

入院・手術保険金は

入院・手術したときの医療費について紐付けされるので

通院・検査代には関係ありません。

入院・手術に5万円かかって入院・手術保険金で10万円もらって

5万円プラスになっても

通院・検査代から5万円をひく必要はありません。

ネットで調べると

「その病気でかかった費用をまとめた合計から入院・手術保険金をひく」

と書いてあるものがありますが

間違っています。



我が家の場合は

私の通院・検査代、家族の通院代、交通費などの総額が

10万円よりも多かったので確定申告して税金が返ってきました。



ですので

保険金などをもらったから確定申告できないと思わずに

適正に処理して税金を返してもらいましょう。



ちなみに

翌年に放射線治療をしたのですが

生命保険給付金で

放射線治療をしたら5万円もらえるというのが付いていたので

ありがたくいただいて

医療費控除の際には

通院・放射線治療代の合計から5万円引きました。



余談ですが

私の契約では

放射線治療でお金がもらえることを

生命保険レディに教えてもらうまで知りませんでした。

入院保険金の中に内包されているので分かりにくいとレディも言っていました。

放射線治療は

1回の治療費が5,000円くらい(結構高い)で

毎日のように20回ぐらいこなさないといけなかったので

5万円もらえて良かったです。



ごちゃごちゃして読みにくい記事になってしまってすみません。

分からないことは変にネットで調べずに

税務署に問い合わせましょう。

また税務署の近くに税理士協会などもあって

30分無料相談などやっているところもあるので

どんどん聞いてみられたらいいと思います。

私も知らないことだらけですが

皆さん親切に教えてくださるので助かっています。



話は変わって

入院しているときの薬のことです。

今回の入院では初めから

薬についておかしなことがあったのですが

他にもあったので備忘的に書いておきます。

去年は退院する前に

目薬セットを2セット貰いました。

今年は1セットしかなかったので

2セットないのか聞いたところ

1セットだけで良いと言われたので納得しました。



ここでちょっと説明です。

医療費の計算方法は

包括払いと出来高払いの2種類あるのですが

私が入院した病院では

病名に対して診療点数がつく包括払いを採用しています。

基本的な診療に対して一個ずつ点数計算すると大変なので

この病名だったらこれくらいという点数が決まっているのが包括払いです。

手術などは出来高払いなので別途診療点数がつきます。

それで

退院するときに貰った目薬は退院処方なので

包括に含まれず出来高で計算されていて

簡単に言うと余計にお金がかかっているということなんです。

退院処方というのは自宅で使用する薬という意味です。

ところが

退院前に退院処方の目薬を使って

点眼指導があったんですよ。

まあ別にどうってこともないんですけど

あの例のサボってた看護師さんが

「目薬をさして帰ってもらわないと困るんですよ」

とか言って嫌な感じだったんです。

「そんな言い方する?」とかちょっとムッとしたんですけど

まあそのまま指示に従って

文句も言わずに帰ったんですけどね。



でね、

退院処方と言うのは自宅で使用する薬なので

院内で使ったらダメなんです。

厚生労働省もダメと言っています。

去年2セット出たのは

一つが院内の点眼指導用(包括払い)

もう一つが退院処方(出来高払い)

だったんですね~~

今年も2セットあれば問題なかったんですけど

1セットしか出さないのなら

包括にしておけばいいのにね。



この内容は病院に連絡していますが

今後どうするのかは知りません。

この一年のあいだに病院内で

どんな変化があったのか知りませんが

健康保険法かなんかで規定されていると思うので

法律違反はよくないと思いました。

それよりも

あの看護師さん私の部屋でサボっているだけじゃなくて

感じも悪かったわ。



にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

白手袋さん

Author:白手袋さん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR