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また幼い命が失われて悲しい。

大阪府摂津市に住む3歳の男の子が

亡くなりました。

警察は

同居していた母親の交際相手の男を

熱湯を浴びせて暴行し殺害した容疑で逮捕しました。

男は「故意に熱湯を浴びせてはいない」と容疑を否認しているそうです。

ですが

火傷の後から

継続的に熱湯が浴びせられたことが分かっているようです。



続報によると

母親の知人などが虐待を知って

命の危険性を感じて

摂津市役所に一時保護を求めていたそうですが

市役所は緊急性を感じなかったので保護しなかったそうです。

母親も、子どもが容疑者に殴られたとして

保護を求めていたそうです。

毎日新聞の記事によると

『市の担当者は「緊急的な危険があるとは考えていなかった。

対応に問題はなかった」と話した。』そうです。

いやいや、

結果的に幼い子どもが亡くなっているので

対応に問題はあったと思います。



このニュースを一番初めに聞いた時に思ったのは

「また大阪?」

ということです。

このところ大阪では

子どもの受難がすごく多くて

母親の交際相手による虐待死とか

母親の育児ノイローゼによって殺されたり

殺されかかったり

といったニュースが

本当に本当に驚くほど多いです。

ニュースになっているだけでも多いのに

ニュースになっていない虐待などは

どれくらい多いのかと

恐ろしいです。



大阪で一体何が起こっているのでしょうか?

そんなに子育てしにくいんでしょうか?



親が子どもを育てられないので

児童養護施設に入所する子どもたちが全国的に増えている

というニュースを聞いたことがあります。

施設で保護できる人数も限られているでしょうから

なかなか入所させてもらえなかったり

親元で暮らすのが幸せと考える風潮もあって

保護できない実態もあるかもしれません。



そういう事例があるかと思えば

大阪府堺市では

ケガをした子どもを不必要に長期間保護し

問題になったケースもあります。

適切に判断することが難しいのは

基準が曖昧で

現場の感覚に任せることが多いからではないかと思います。



摂津市で熱湯をかけられて亡くなったお子さんは

新村桜利斗(にいむらおりと)ちゃんという名前でした。

全身に重度の火傷があったそうです。

浴室ではなくリビングで倒れていたそうですので

熱湯を浴びせられた後

しばらくは生きていたと思われますが

皮膚がただれてしまうと

皮膚から細菌が侵入し放題になるので

生命を維持することが難しくなります。

早くに救急車を呼んでいれば

間に合ったかもしれないですが

もともと虐待を是としていたのですから

助けるという発想は無かったかもしれませんね。

むごいことです。



お子さんを亡くした人に言うことではないかもしれませんが

虐待する男を子どもと一緒にしておいた母親にも

問題があると思います。

以前にも殴られていることが分かっていて

それを市役所に相談しているのですから

一刻も早く別れるべきだったと思います。

子どものためにそういう決断は出来なかったのかなと

悔やまれます。



自民党総裁選では

子ども庁創設について議論されました。

子ども庁が出来たら

虐待死する子どもは減るんでしょうか?

子育てが母親のワンオペになっている現状がある以上

子どもを守るために

その親を守る仕組みも必要だと思います。



亡くなられたお子さんのご冥福をお祈りいたします。

身体も痛かったり熱かったりしたと思うけど

心の絶望の方が辛かったのではないかと思います。

本当に可哀そう。



子どもを守ると言えば

東京都町田市で小学校6年生の女児が

いじめを苦にして自殺しましたが

学校で配布された学習端末機によって

いじめが助長されたそうです。

学校ではいじめについて把握していましたが

適切な対処がとられぬまま

いじめられたお嬢さんは亡くなってしまいました。



学校側はいじめの加害者の人権を守るために

亡くなったお子さんがどのようにいじめられていたかを

開示することを拒んでいるそうです。

加害者のお子さんを守ることも大事ですが

自分がしたことの事実とその影響を受け止めて反省しないと

加害者のお子さんも未来に進むことが出来ないのではないでしょうか?

学習端末の機能によって

どこの誰がどんな悪口を言っていたか

女子の間に知れ渡っているので

人の口に戸は立てられず

これからずっとこのことで苛まれることになると思います。



ちょっと分からないことがあるのですが

他の女子に知れ渡ったのは

チャットルームが解放されていて

そこで悪口が言われるのを閲覧できたそうですが

時間帯が合わないと閲覧も出来ませんので

「何時にチャットするよ」

とか事前の打ち合わせがあったのでしょうか?

チャットルームは後から入っても

それまでの文言は見られませんので

どうして広まったのか

ちょっと疑問なのです。



パスワードは全員一致だったそうですし

IDが出席番号などの数列だったそうなので

それを知っている人なら誰でも

他人になりすますことが出来ます。

この学校は

文部科学省肝いりの「GIGA(ギガ)スクール構想」のモデル校で

タブレット端末を配布していたそうですが

まず第一に

「IDとパスワードは他人に知られないようにしましょう」

という原則の原則を

教えるべきだったかなと思います。



A、B、Cの3人が

チャットで悪口を言っていたとして

誰かがログインすれば分かるので(分からないシステム?)

そこからは悪口は止めたらいいですし

誰かがログインした後でも悪口を言っていたら

とても悪質だと思います。

他の子が不正ログインしてチャットを見たというのですが

チャット履歴が残っているんでしょうかね?

そうすると

学校長が「履歴は残っていない」と言っていたのは嘘になるし

どうなっているのでしょうか?



親御さんも何がどうなっているのか知りたいと思いますので

学校も誠実な態度で対応することを望みます。



年齢層が違うので

いじめに悩むお子さんはこのブログを見ていないと思うけれど

もし見ていたら

「嫌なら学校に行かなくてもいいですよ」

と言いたいです。

でも悪いことをしていないのに

こちらが学校に行けなくなるのは腹が立つので

そういう場合は戦いましょう。

間違っても死んではいけません。



家族や先生や近所の人に相談したり、

市役所のホームページには

「市民の声」が投書できるようになっているので

「学校でいじめられています。

先生は何もしてくれません。」

とか入力してみたらどうでしょうか?

「いじめられたと知ったら親が悲しむかもしれない」

と思っているかもしれませんが

ある日突然死なれてしまうことの方がよっぽど悲しいし辛いです。

これからたくさん楽しいこともあるので

死なないで欲しいです。



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