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東京2020パラリンピックお疲れさまでした。

オリンピックも面白かったけど

パラリンピックも面白かったですね。

オリンピック期間中は結構ヒマだったので

いろいろな競技を見たのですが

パラリンピック期間中はなんやかんやと忙しくて

あんまり見られなかったのが残念です。

でも、時間があれば見てました。

本当に面白かった。



日本は、金13個、銀15個、銅23個の

合計51個のメダルを獲得したそうです。

前回リオ大会では金メダル0だったので

すごい躍進ですね。

惜しくもメダルを取れなかった皆さんも

お疲れさまでした。



パラリンピックも

純粋に競技として面白いので

私は感動というよりも尊敬の念を持ちました。



一番尊敬したのが「ボッチャ」ですね。

個人種目で杉村選手が金メダルを獲得したと

ニュースで見ていまして

その後、団体ボッチャ混合チーム(BC1/BC2)の

ポルトガルとの3位決定戦を見る時間があったので

用事をしながら見ていましたら

ボッチャってめちゃめちゃ難しいですよ。

狙ったところに投げる運動的なコントロールもですが

どこに投げたらいいのかという戦略性もすごくて

カーリングに似ているそうですが

カーリングは的が逃げないけれど

ボッチャは的になるジャックボールに当てたら

逃げていきますので

それも考慮しないといけないので

とても難しかったです。



NHKのボッチャ解説の方が

画面上に矢印を示して

「ここが開いてますね」とか教えてくれるので

とても参考になったのですが

家族と一緒に

「どう投げたら正解?」

と言いながら見ていました。



ボッチャは誰でも出来る競技だそうで

障害者と健常者が一緒にプレーできるそうですが

私は無理です。

お茶の間でテレビ見ながらあーだこーだ言ってる方が

面白いです。

野球やサッカーを放映するより

ボッチャを放映すればいいのにと思います。



日本チームは

杉村英孝選手、廣瀬隆喜選手、中村拓海選手、藤井友里子選手

の4人組でしたが

チームワークが良かったです。

相手のポルトガルチームも

ボールを投げられないので足で蹴る選手もいたのですが

とても正確ですごいなと思いました。



はじめに的になるジャックボールを投げるのですが

ポルトガルチームが

わざと遠いところに投げたのも

いやらしい戦略の一つで

中村選手が届かなくて悔しがっていたので

テレビに向かって「OK、OK、いいよ、いいよ」とか言っていました。

廣瀬選手も

相手のボールを2個なぎ払ったりして

すごいなと驚愕しました。

技がすごい。



最終エンドで

勝ちが決まってもう投げなくても良いのだけれど

藤井選手がせっかく出たので投げましょうかという流れになって

記念的に持ち球2玉をセンタークロス(真ん中の印)に投げる時に

感極まって涙があふれる姿に

思わずもらい泣きしてしまいました。

胸が詰まりました。

2球は初めは近くて、次は遠くて

藤井選手もテヘペロってかんじの泣き笑いだったのですが

最後の最後に

杉村選手がラスト1球を投げたら

センタークロスのど真ん中に入って

それもすごかったです。

家族と一緒に

「杉村SUGEEEE」

と叫んでました。

杉村選手もちょっとドヤ顔でしたね。

ちょっと熱く語り過ぎました(笑)

ボッチャ面白い。



車イスバスケットも見たかったのですが

時間が合わずに

アメリカとの決勝戦をようやく見れたのですが

メンバー紹介とか国歌斉唱とかまで見て

いざ試合が始まったら

車イスの動きが速くて

すぐ酔ってしまって(笑)

正視して見られませんでした。

情報量が多くて

老眼にはきつかったです。

それでチラチラ見ながらだったのですが

リアル流川とネットで評判の鳥海選手のシュートも見ました。

私は香西選手のシュートとか

インターセプトとかが良かったと思いました。

途中で勝っている時間帯もあったのですが

最後は勝ち慣れているかどうかが

ポイントなのかなと思いました。

勝つのを怖がっているように見えました。

あと、ファウルゲームのやり方が下手だなと思いました。

パラリンピックもオリンピックも

バスケットボールが面白かったです。



テレビをつけると

陸上の走り幅跳びをやっていることが多くて

私は女子の中西選手が見たかったので

ちょうど女子走り幅跳び T64(運動機能・義足) が見られて良かったです。

中西選手は活動資金を得るために

スーパーに募金箱を置かせてもらっているのを

何かのニュースで見たので応援していました。

中西選手は片足義足なのですが

同組に両足義足のオランダの選手がいて

その人がめちゃめちゃ跳んですごかったです。

走り幅跳びは

助走の速さを踏切でジャンプに変換して

大きく飛ばないといけないそうですが

両足義足のバネを生かして

助走はホッピングしながらの大ジャンプでした。

中西選手と髙桑選手は義足が柔らかいのかなと思いました。

他のクラスの日本人選手も。

踏切の時に柔らかすぎて

十分にジャンプできていないように思いました。

短距離走に出ていた選手も

義足が柔らかそうでペッタリペッタリ走っていて

金メダルの選手は普通にスタスタ走っていました。

あくまでも素人の感想です。

日本のカーボンの会社が

もっといい素材を提供したらいいのにと思いました。



男子の山本選手の試合も見ましたが

日本記録を更新されたそうです。

カッコ良かったです。

このクラスでは初めて出場した若い選手が

他の選手の跳び方を見て勉強して

ジャンプのたびごとに成長していくのが

面白かったです。

はじめは欽ちゃん走りみたいな跳び方だったのが

徐々に修正していき記録も伸びていきました。

自国では同じような障害の人もそんなにいないだろうから

国際大会で刺激を受けるのですね。

次のパリ大会には

もっと成長して出て来てくれるかな。



知的障害のクラスの小久保寛太選手も

7メートルを超える自己新の跳躍がすごかったです。

インタビューを見ても

普通の青年と何ら変わりないように見えたので

軽度の知的障害なのかなと思いました。

重度より軽度の方が良さそうにも思えますが

劣等感とか心の葛藤とかは余計に感じやすいだろうと思います。

このクラスでは

マレーシアのロムリー選手が7m45を跳んで

優勝したのですが

踏切り板からジャンプした後に

空中で階段を上がるように3歩くらい進んで

めちゃめちゃすごかったです。

走り幅跳びも面白かった。



車イスマラソンの男子金メダリストの

スイスのマルセル・フグ選手もすごかったですね。

他に800m、1500m、5000mも金メダルだそうで

4冠を達成しました。

スイスの自動車メーカーの全面協力で車いすを改造したとか

解説者が言っていたように思うのですが

日本には優良な自動車メーカーがたくさんあるので

日本人選手の車イスにも技術協力してあげたらいいのにと思いました。

マラソンの時には

車イスのパーツが外れそうになるアクシデントもありましたが

それを物ともしない走りの技術力もありました。



マラソンと言えば

凄い雨が降って

皆さんビショビショになっていたのですが

雨が止んだ後に

路面が濡れているところと

乾燥しているところがあって

道路もすごいなと思いました。

マラソン用に道路工事をして

路面を乾燥させたり

直射日光を吸収したり

すべらない白線とか

いろいろ工夫してあるらしいです。

日本の技術力すごい。



マラソンの視覚障害女子のクラスで道下選手が金メダルでした。

3時間00分50秒のパラリンピック新記録です。

同じクラスの

日本選手団最年長66歳の西島選手が

8位入賞でした。

66歳でマラソンってだけでもすごいけど

3時間29分で走れるところもすごい。

お二人ともおめでとうございます。



テニスの国枝選手は

世界ランキング1位なので金メダル確実と思っていましたが

とるのが難しいような嫌なところに打ってくるので

さすがだなと思います。

テニスとか卓球とかバトミントンとか

相手選手の取りにくいところに打つのが正解だと思うので

錦織圭さんももっと打つコースを考えたほうがいいと思っています。

素直過ぎる。



パラリンピック面白かったです。

東京2020さようなら、

次回はパリで会いましょう。



余談ですが

タレントの武井壮さんの肩書きが

NHK的には「百獣の王」になっていて

十種競技の元日本チャンピオンよりも

そっち優先かと(笑)



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