天下茶屋の住宅崩落について思うこと。
大阪市西成区天下茶屋(てんがちゃや)の住宅が崩落した件で
ワイドショーでも取り上げられています。
住民の方々は本当に気の毒だと思います。
今まで住んでいた家を一瞬にして失い
家財も回収できず
着の身着のまま逃げ出すことが精いっぱいでした。
人命が守られたことが不幸中の幸いでした。
私がこの問題をブログに取り上げようと思ったのは
今もまだ残っている家の50代の女性の取材を見たからでした。
昨日の「ミヤネ屋」で放送されていましたが
本当にお気の毒で
誰か助けてあげられないのかなと思ったからです。
30年ほど前にその家を購入し
住宅ローンも終わっていて
猫3匹と穏やかに暮らしていたのに
このようなことになって
泣いて暮らしているそうです。
借りたお金は猫のエサ代に使っていて
ご自身は大阪市から配給された米などを食べているそうですが
あまり食欲もなく5キロほど痩せたそうです。
争いごとは好きではないので
自分が悪いのなら責任を取る
と言われていました。
「働くのは苦じゃないですから」
とも言われていました。
私がこのような目に遭ったら
烈火のごとく怒って
施工業者や施工主や施工を許可した大阪市に
食って掛かっていると思いますが
この方は本当に優しい方なんだなと思います。
でも、良い人が損をする世の中は違うと思います。
我が家にも猫3匹がいますが
猫を3匹も飼えるのは
庶民にとってのささやかな贅沢なんですよ。
持ち家でないと出来ませんからね。
賃貸物件はそもそもペット可のところは少ないですし
分譲マンションでも2匹までの制限があるところが多いです。
今は業者が借りている民泊宿舎に泊っているそうですが
業者からは「今週末で出てください」と言われたそうで
それをなんとか来週までとお願いして待ってもらったそうです。
その後は市営住宅に行けるかもしれないそうですが
日程はまだ決まっていないそうです。
市営住宅はペット不可だから
猫3匹とともに暮らすのは難しいと思います。
もし誰か空き家をお持ちの方がいたら
提供してあげて欲しいなと思いました。
我が家のリフォームをする際に
工事業者さんが出入りするので
その期間、猫が安心して過ごせるように
空き家を借りようかと思って不動産屋さんに相談したのですが
ペットとともに暮らせる賃貸物件はほぼ無かったです。
1軒だけあったのですが
なにか条件が合わなくて借りませんでした。
理由は何だったか忘れてしまいました。
結局、騒音のする部屋から一番離れた場所に
猫の部屋を作ってそこで過ごしてもらいました。
冬だったので
少しでも過ごしやすいように
ホットカーペットを敷いたり
隠れる場所を作ったり大変でした。
その時に思ったのは
モノが少なくて整頓されてて良かったな
ということでした。
ちょっと脱線しました。
天下茶屋の50代女性の場合は
逃げる時に猫1匹をケージに入れて連れ出すことが出来たのですが
残り2匹は連れ出せずに崩落が始まったので
家に入ることも出来ず
何日かして消防局の方が2匹をレスキューしてくださったそうです。
消防局の方も危険なミッションでしたが
本当にありがとうございました。
ワイドショーを見ていましたら
崩落原因は擁壁の経年劣化ではないかと言われていますが
その真下で老人ホームの建設が行われていたので
その振動も原因の一端かもしれないそうです。
まだ因果関係は分からないそうです。
私はこれは違うと思います。
多分、建築関係の方なら
経年劣化よりも工事の方に原因があるのは
分かっているのではないでしょうか?
経年劣化による自然崩落とは考えにくいです。
もともとこの地域は
上町断層の断層崖で
擁壁によって浸食を免れていました。
崩落した住宅の横には小さな道路(市道?)があって
その道路はずっと伸びているので
その道路沿いにも断層崖を覆うように擁壁があります。
すぐそばに学校もあります。
法律的には
崩落した擁壁は崩落した住民の管理下にあったのかもしれませんが
この擁壁が無かったら
小さな道路やその奥にある住宅なども
経年によって土地が浸食されていくので
本来なら行政が擁壁を管理するべきだったと思います。
そもそもそんな土地に
どうして大きな工事が必要な施設の建築許可を出したんでしょうか?
ニュース映像などで見ますと
地下設備を作るために
かなり掘削しているようですし
プロの人なら土地の強度が保てないのは
分かっていたんじゃないでしょうか?
と言いますのも
我が家の排水管を新しいものに付け替える際に
相見積もりを取ってもらって
複数の業者さんに工事の方法とか安全性とかを聞いた時に
ある業者さんから
家のすぐそばにある排水管の工事の際には
家が傾く危険性があるので
注意が必要だと言われたことがあるのです。
その土地の脆弱性や掘る深度や手順や諸々によって
その危険性は変わって来るそうです。
でも、どの業者さんも2メートル以上掘ると
建物に影響が出ると言っていました。
我が家の場合は
古い排水管を掘り起こすのもそんなに深くなかったので
今のところ大丈夫そうですが
天下茶屋のあの映像を見る限り
工事が地盤に影響を与えたのは間違いないと思います。
今、警察によって捜査中だそうですが
本当なら擁壁の補強工事をしてから
建築をすべきだったと思うし
それよりも崖上の住宅の方には立ち退きをしてもらってから
建築をすべきだったと思います。
いや、もしかしたら
建築許可自体が間違っていたのかもしれないです。
土地の脆弱性を工事業者が分かっていたんじゃないかと思う理由は
初めに崩落した家に住んでいた親子の事情を聞くと更に強まります。
80代のお母さんと60代の息子さんの親子は
もともと崩落した場所の一番端の家に住んでいたそうですが
その場所を建築資材の置き場にしたいと言われて
今の家と交換で移り住んだそうです。
一番端の擁壁はゆるみがあったことが分かっていて
下の方の補強工事もされているそうです。
一番端から真ん中の家に移り住んだそうですが
さらに工事業者から「しばらく他所に移って欲しい」と言われて
2か月くらい他所に移動して帰宅してすぐの崩落だったそうです。
なぜ他所に移動して欲しいと言われたのか
理由は話されていませんでした。
工事がうるさいから?
危険性があるから?
この辺りも警察には捜査して欲しいなと思います。
今崩落していない家も
住民の女性が泣く泣く
解体を了承されたそうですが
家を解体したら終わりと言うことではなく
この断層崖をどのように補強していくのかというところに
問題が移ってくると思います。
家の部分の土地は削れてもうありませんので
今後は小さな道路を所有する自治体の責任になるのかなと思います。
小さな道路が大阪市の市道であるならば
大阪市民の税金を使って
擁壁が再構築されるのか
もしくは工事業者がその代金を負担するのか知りませんが
この問題は
崩落住宅の住民の問題ではなく
税金の使い道がどうなるのかという問題を含んでいますので
出来る限り注視していきたいと思っています。
この地域に住んでいる皆さん全体の問題にもなるので
自治会とか町内会の方々も
もっと踏み込んでも良いと思うんだけど。
(追記)
来週火曜日に人為的に崩落させることが決まったそうですが
現状を固定しておかないと
火曜日までもたないような気がします。
今日明日と大雨が降る予報ですし。
どういう状況なのか分かりませんが
近隣住民の方は急なアクシデントに備えて
気を付けられた方が良いと思いました。
崩落住宅の擁壁が道路の擁壁と接しているところがあるので
あの道は通行禁止にした方がいいのではないでしょうか?
話は変わって
祝日が変更になっている件です。
皆さんご存じでしたか?
私は全然知りませんでした。
今日のネットニュースで見て
ちょっと衝撃でした。
今年のオリパラに合わせて
海の日、山の日、スポーツの日
の日程が変更されていて
祝日と思っていたのに平日になったり
連休になっていたり。
そんなことになっているとは知りませんでした。
カレンダーが正しいとばかり思っていました。
カレンダー業界の方も
祝日がどうなるのか指針が示されないまま
販売日程を迎えたので
暫定的に印刷していただけなんだそうです。
おそろしい。
海の日 7月19日→7月22日
スポーツの日(旧体育の日) 10月11日→7月23日
山の日 8月11日→8月8日※日曜日なので8月9日は振替休日
(追記)
家族にメールしましたら
そんなことは当の昔に知っていたそうです。
「言ったよ」
と言われたのですが
覚えていませんでした。
おばちゃんあるある(笑)

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ワイドショーでも取り上げられています。
住民の方々は本当に気の毒だと思います。
今まで住んでいた家を一瞬にして失い
家財も回収できず
着の身着のまま逃げ出すことが精いっぱいでした。
人命が守られたことが不幸中の幸いでした。
私がこの問題をブログに取り上げようと思ったのは
今もまだ残っている家の50代の女性の取材を見たからでした。
昨日の「ミヤネ屋」で放送されていましたが
本当にお気の毒で
誰か助けてあげられないのかなと思ったからです。
30年ほど前にその家を購入し
住宅ローンも終わっていて
猫3匹と穏やかに暮らしていたのに
このようなことになって
泣いて暮らしているそうです。
借りたお金は猫のエサ代に使っていて
ご自身は大阪市から配給された米などを食べているそうですが
あまり食欲もなく5キロほど痩せたそうです。
争いごとは好きではないので
自分が悪いのなら責任を取る
と言われていました。
「働くのは苦じゃないですから」
とも言われていました。
私がこのような目に遭ったら
烈火のごとく怒って
施工業者や施工主や施工を許可した大阪市に
食って掛かっていると思いますが
この方は本当に優しい方なんだなと思います。
でも、良い人が損をする世の中は違うと思います。
我が家にも猫3匹がいますが
猫を3匹も飼えるのは
庶民にとってのささやかな贅沢なんですよ。
持ち家でないと出来ませんからね。
賃貸物件はそもそもペット可のところは少ないですし
分譲マンションでも2匹までの制限があるところが多いです。
今は業者が借りている民泊宿舎に泊っているそうですが
業者からは「今週末で出てください」と言われたそうで
それをなんとか来週までとお願いして待ってもらったそうです。
その後は市営住宅に行けるかもしれないそうですが
日程はまだ決まっていないそうです。
市営住宅はペット不可だから
猫3匹とともに暮らすのは難しいと思います。
もし誰か空き家をお持ちの方がいたら
提供してあげて欲しいなと思いました。
我が家のリフォームをする際に
工事業者さんが出入りするので
その期間、猫が安心して過ごせるように
空き家を借りようかと思って不動産屋さんに相談したのですが
ペットとともに暮らせる賃貸物件はほぼ無かったです。
1軒だけあったのですが
なにか条件が合わなくて借りませんでした。
理由は何だったか忘れてしまいました。
結局、騒音のする部屋から一番離れた場所に
猫の部屋を作ってそこで過ごしてもらいました。
冬だったので
少しでも過ごしやすいように
ホットカーペットを敷いたり
隠れる場所を作ったり大変でした。
その時に思ったのは
モノが少なくて整頓されてて良かったな
ということでした。
ちょっと脱線しました。
天下茶屋の50代女性の場合は
逃げる時に猫1匹をケージに入れて連れ出すことが出来たのですが
残り2匹は連れ出せずに崩落が始まったので
家に入ることも出来ず
何日かして消防局の方が2匹をレスキューしてくださったそうです。
消防局の方も危険なミッションでしたが
本当にありがとうございました。
ワイドショーを見ていましたら
崩落原因は擁壁の経年劣化ではないかと言われていますが
その真下で老人ホームの建設が行われていたので
その振動も原因の一端かもしれないそうです。
まだ因果関係は分からないそうです。
私はこれは違うと思います。
多分、建築関係の方なら
経年劣化よりも工事の方に原因があるのは
分かっているのではないでしょうか?
経年劣化による自然崩落とは考えにくいです。
もともとこの地域は
上町断層の断層崖で
擁壁によって浸食を免れていました。
崩落した住宅の横には小さな道路(市道?)があって
その道路はずっと伸びているので
その道路沿いにも断層崖を覆うように擁壁があります。
すぐそばに学校もあります。
法律的には
崩落した擁壁は崩落した住民の管理下にあったのかもしれませんが
この擁壁が無かったら
小さな道路やその奥にある住宅なども
経年によって土地が浸食されていくので
本来なら行政が擁壁を管理するべきだったと思います。
そもそもそんな土地に
どうして大きな工事が必要な施設の建築許可を出したんでしょうか?
ニュース映像などで見ますと
地下設備を作るために
かなり掘削しているようですし
プロの人なら土地の強度が保てないのは
分かっていたんじゃないでしょうか?
と言いますのも
我が家の排水管を新しいものに付け替える際に
相見積もりを取ってもらって
複数の業者さんに工事の方法とか安全性とかを聞いた時に
ある業者さんから
家のすぐそばにある排水管の工事の際には
家が傾く危険性があるので
注意が必要だと言われたことがあるのです。
その土地の脆弱性や掘る深度や手順や諸々によって
その危険性は変わって来るそうです。
でも、どの業者さんも2メートル以上掘ると
建物に影響が出ると言っていました。
我が家の場合は
古い排水管を掘り起こすのもそんなに深くなかったので
今のところ大丈夫そうですが
天下茶屋のあの映像を見る限り
工事が地盤に影響を与えたのは間違いないと思います。
今、警察によって捜査中だそうですが
本当なら擁壁の補強工事をしてから
建築をすべきだったと思うし
それよりも崖上の住宅の方には立ち退きをしてもらってから
建築をすべきだったと思います。
いや、もしかしたら
建築許可自体が間違っていたのかもしれないです。
土地の脆弱性を工事業者が分かっていたんじゃないかと思う理由は
初めに崩落した家に住んでいた親子の事情を聞くと更に強まります。
80代のお母さんと60代の息子さんの親子は
もともと崩落した場所の一番端の家に住んでいたそうですが
その場所を建築資材の置き場にしたいと言われて
今の家と交換で移り住んだそうです。
一番端の擁壁はゆるみがあったことが分かっていて
下の方の補強工事もされているそうです。
一番端から真ん中の家に移り住んだそうですが
さらに工事業者から「しばらく他所に移って欲しい」と言われて
2か月くらい他所に移動して帰宅してすぐの崩落だったそうです。
なぜ他所に移動して欲しいと言われたのか
理由は話されていませんでした。
工事がうるさいから?
危険性があるから?
この辺りも警察には捜査して欲しいなと思います。
今崩落していない家も
住民の女性が泣く泣く
解体を了承されたそうですが
家を解体したら終わりと言うことではなく
この断層崖をどのように補強していくのかというところに
問題が移ってくると思います。
家の部分の土地は削れてもうありませんので
今後は小さな道路を所有する自治体の責任になるのかなと思います。
小さな道路が大阪市の市道であるならば
大阪市民の税金を使って
擁壁が再構築されるのか
もしくは工事業者がその代金を負担するのか知りませんが
この問題は
崩落住宅の住民の問題ではなく
税金の使い道がどうなるのかという問題を含んでいますので
出来る限り注視していきたいと思っています。
この地域に住んでいる皆さん全体の問題にもなるので
自治会とか町内会の方々も
もっと踏み込んでも良いと思うんだけど。
(追記)
来週火曜日に人為的に崩落させることが決まったそうですが
現状を固定しておかないと
火曜日までもたないような気がします。
今日明日と大雨が降る予報ですし。
どういう状況なのか分かりませんが
近隣住民の方は急なアクシデントに備えて
気を付けられた方が良いと思いました。
崩落住宅の擁壁が道路の擁壁と接しているところがあるので
あの道は通行禁止にした方がいいのではないでしょうか?
話は変わって
祝日が変更になっている件です。
皆さんご存じでしたか?
私は全然知りませんでした。
今日のネットニュースで見て
ちょっと衝撃でした。
今年のオリパラに合わせて
海の日、山の日、スポーツの日
の日程が変更されていて
祝日と思っていたのに平日になったり
連休になっていたり。
そんなことになっているとは知りませんでした。
カレンダーが正しいとばかり思っていました。
カレンダー業界の方も
祝日がどうなるのか指針が示されないまま
販売日程を迎えたので
暫定的に印刷していただけなんだそうです。
おそろしい。
海の日 7月19日→7月22日
スポーツの日(旧体育の日) 10月11日→7月23日
山の日 8月11日→8月8日※日曜日なので8月9日は振替休日
(追記)
家族にメールしましたら
そんなことは当の昔に知っていたそうです。
「言ったよ」
と言われたのですが
覚えていませんでした。
おばちゃんあるある(笑)
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