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MERSコロナウイルス その1

私がMERSコロナウイルスを初めて知ったのは、

NHKのお昼の情報番組の中でした。多分、昨年秋頃だったと思います。

中東でSARSに似た症状の新種のウイルスが流行っており、

致死率が40%くらいあるので感染地域に行く方は注意してくださいと報道していました。

海外で流行している感染症はたくさんあるので、その中の一つとしか思っていなかったのですが、

お隣の韓国で感染が広がっていることを思うと、

日本も対岸の火事と言ってはいられなくなりましたね。



韓国では、感染者154人、そのうち19人が亡くなったそうです。(6月16日現在)

自宅や医療機関での隔離者は、5500人を超えるそうです。

テレビに出ていた専門家の意見では、途上国では致死率が高いが、

先進国では致死率は押えられるだろうとの事です。

韓国での死亡者は、高齢者や既往症のある方ばかりとの報道ですから、

健康な方は特にひどい症状は出ないようです。

でも、2週間も隔離されたら仕事や学校に差し支えるでしょう。

2週間有給休暇になるのかしら?



正直なところ、もうちょっと情報が欲しいですよね~~

呼吸器症候群という名前ですから、肺がダメになって自力呼吸が出来ずに亡くなる、

という事で良いのでしょうか?

ウイルスが体内から排出された後は、呼吸器は元通りに回復するのでしょうか?

ウイルスは腎臓のフィルターを詰まらせて腎不全を起こすことがありますが、

いろいろ調べてみると何となく、

MERSは腎不全になりやすいのではなかろうかと思っています。



あらゆる感染症を防ぐ最大の予防策は、うがいと手洗いです。

そしてマスクも忘れずに。



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エボラ出血熱

WHO(世界保健機関)が、エボラ出血熱について緊急事態宣言を出しました。

今のところ、アフリカの一部地域(現状では3か国)のみの蔓延ですが、

今後パンデミック(世界的な流行)にならないように充分な対策が必要です。



日本も対岸の火事と思わずに今のうちから準備を進めなければなりません。

外務省は、該当の3か国への不要不急の渡航を避けること、現地滞在者の早期の帰国を促しています。

「さわらぬ神にたたりなし」と言いますが、ウイルスへの接触の機会を極力控えることが肝要です。

致死率が50~90%と高いので、ウイルスが体内に入ると、ほぼ亡くなりますし、

死ななくても重篤な後遺障害を残します。



今回の流行(2月~8月)による死者数は、過去40年間の死者数に迫る勢いです。

もうすでに越しているかもしれません。

このまま封じ込めが巧くいき収束することを切望しています。

本当に怖いです。





全然関係ない話ですが、辻仁成さんの髪型がすごく気になります。

妖怪 傘化けみたいです。

前髪が目にかかると目が悪くなるので、

いっそのことヘアクリップで留めてポンパドールみたいにしてはどうでしょうか。



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STAP細胞 たびたび

理研のS副センター長の会見を拝見しました。



1月に行われたSTAP細胞の記者会見の時から抱いていた

「違和感」の原因が分かったような気がします。

「違和感」とは、

(論文が科学誌に載っただけなのに)

マスコミの数と取り上げ方が凄いな~~という事でした。

まるでノーベル賞をもらったかのような騒ぎでしたから、

それだけ騒がれるのは余程すごい発見に違いないという

錯覚に陥ったのも事実です。

発表通りに、本当にSTAP細胞が出来ていれば問題なかったのですが。

1月の記者会見にマスコミの皆さんが大勢押し寄せたのは、

どこかから「世紀の大発見の記者会見をやりますよ」と、

呼びかけがあったからだと思いますが、

正式な理研の広報部を通じて行われたのでしょうか。

もしそうだとすれば、理研にも大きな責任が残りますね。



今回の会見の前にS氏は随分マスコミ対策をされたのではないかと思います。

謝罪会見の練習をしてくれるPR会社もあるようですから、

そういった企業を利用して練習を積んだのかなと思わせるような

用意周到な記者会見でした。

1月の記者会見の時みたいな、

浮かれた不用意発言(iPSの時代は終わった的な)はなかったですし、

終始冷静に対応されて、慎重に言葉を選ばれて、

ご自身に責任は無いこと、

責任は小保方さんと若山教授にあることを巧みに盛り込んで・・・。

すごくビックリしました。

あまりにも出来過ぎているが故、

逆に「あら~~騒動の黒幕はこの方なんだな」と納得させられました。



S氏は素晴らしく優秀な方のようで、

着実に実績を積み上げられて来られたのに

今回の騒動で、大変な汚点を残されたのは本当に残念なことです。

iPS細胞の山中教授にライバル心と嫉妬心を抱いていたのが原因だと

書く雑誌もありますが、事実かどうか知る由もありません。



ノーベル賞を貰えるのは、偉大な功績を残した方だけですが、

その多くの偉大な功労者の中でも、ほんの一握りです。

世界的な情勢にも、運にも左右されますし、

存命中の方と限られています(一部、例外アリ)。

山中教授の場合も、いずれ取られるにしても

こんなに早いとは思っていなかったですし、

多分ご本人もそう感じていたのではないでしょうか。

同時受賞された先生がお年なので早まったというのが

素直な感想です。



今後、この問題はどのように発展していくのか、いかないのか

分かりませんが、

ふがいない理研に貴重な税金が使われるのは嫌ですね。



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STAP細胞 再び

理化学研究所と小保方ユニットリーダーの

両方の会見をテレビや新聞で見ました。

どちらも、知りたいことの解決には

充分ではありませんでした。

双方の立場の違いから

それぞれの主張がありましたが、

理解できる部分と理解できない部分がありました。



言葉の定義と用法が曖昧すぎる事も、理解しづらい要因の一つです。

「悪意とは」「捏造とは」

「STAP細胞とSTAP幹細胞とは」

「理研の規定とは」

双方の言葉の定義が違う以上、交じり合うことは事は無いだろうなと思います。

また、論文が体裁をなしているかどうかだけの理研の調査委員会ですから、

STAP細胞があるかどうかの核心に触れていないのも残念です。

捏造は、小保方さん一人で行ったと判断しましたが、

S副センター長や、組織としての懲罰も今後に残されています。



小保方さんはとても可愛らしいお嬢さんで

大事に育てられてきたのだろうなと感じられるような

好感の持てる方です。

たくさんのカメラの前でも一生懸命に落ちついて

答えようと涙をこらえている姿や

堪え切れずに涙がこぼれる姿を拝見して、

多くの視聴者は「信じたい」という感想を持ったのではないでしょうか。

私も、おばさん視聴者としては「オボちゃん、気の毒」と感じた一人です。



ですが、今回の事は「科学」の問題ですから、

会見の出来不出来に左右されることなく、

STAP細胞は科学として成り立つのかという点を考えたいと思います。



論文の画像を切り張りしたことは「捏造」と言われても仕方がないと思います。

キレイな画像を見せたかったという理由は、一般人としては理解できますが、

科学者としてはタブーでしょう。

悪意があるとかないとかは本人の主観です。

一部分だけを加工してしまえば、それは別の画像になります。

プリクラで、アイラインを盛ったり、小顔にしたりと画像を加工すれば、

別人みたいな顔になるでしょう。

冗談はさておき、科学者としての倫理観と誠実さに欠けています。



また、早稲田大学の修士論文に使用した画像が紛れ込んでいたことにしても、

データ管理のずさんさを表しており、

STAP細胞の多能性を示すデータ自体の信憑性も疑われます。



細胞のことは、本当に難しくて、

素人では分からない事もたくさんあります。

論文を読んで、不備を指摘出来たら良いのですが、

無理ですから、

いろいろな情報源から知りえた情報を私なりに吟味していくしかできません。



STAP細胞とは、

日本語では「刺激惹起性多能性獲得細胞」と言い、

その名の通り、刺激によって多能性を得られた細胞を指すそうです。

弱酸性の溶液に細胞を漬けると出来やすいのは皆さんご承知の通りです。

私は単純に、「刺激を与えられてできた細胞=STAP細胞」と勘違いしていましたが、

この段階では、この細胞が多能性を持っているとはまだ立証されていないのですね。

この後に、多能性を持っていることを証明する実験がたくさん行われます。



小保方さんは、200回成功したと仰っていましたが、

どの部分の実験が200回成功したのでしょうか?

ものすごく簡単に言うと、

未分化の細胞(=多能性を持つ)に多く含まれる、ある特定の遺伝子を発光させるようにしておいて、

刺激惹起によってその遺伝子が多く発光することから、

刺激によって多能性が獲得されたという結果を導き出したようです。

細胞が死ぬ間際にもランダムに発光するそうで、

「発光=多能性獲得」ではないようですから、

素人の勘では、ここに問題があるのではないだろうかと。

前述のように、「刺激を与えてできた細胞」が「多能性を獲得した細胞」かどうかは

この時点では確定していないので、

200回発光しようが300回発光しようが、

STAP細胞と呼ぶにふさわしい細胞は出来ていません。



STAP細胞からつくられる

STAP幹細胞が多能性を示す実験は

小保方さんではなく若山教授が行われたようですが、

小保方さんの助力があったときしか成功しなかったと聞きますし、

預かっていたSTAP幹細胞の由来が疑わしいとあって、

何でこんなことになったかと驚いていらっしゃることでしょう。



理研のS副センター長は、

STAP細胞があることを確信されているようですが、

他の理研メンバーを交えて

もう一度、小保方さんと話し合って、

理研に提出していないノートを見せてもらいながら、

言葉の定義から一つひとつ確認された方が良いかと思います。

思いもよらないところに齟齬があるような気がしてなりません。



STAP細胞は理論ではなく実証実験済みとして

ネイチャー誌に掲載されましたが、

本当の意味での「STAP細胞」を作れる人は、

世界の全人口71億人のうち、

現時点でたった一人もいないというのは

「科学」と言えないと思います。



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STAP細胞 その後

理化学研究所の中間報告がありましたが、

本当にガッカリしました。

いろいろな疑惑が報じられてから

中間報告までに時間がありましたが、

現状ではSTAP細胞があるのかないのか

ハッキリとけじめがついていません。

小保方さんの個人的な能力不足に落ち着かせようとしていますが、

専門家の集団として自浄能力があるなら

それだけでは済ませられないでしょう。



私は、疑義が報道されてからも特に心配はしていませんでした。

間違った画像が使われたのなら、

正しい画像を提出すればいいだけですし、

他のグループによる再現実験ができないなら

出来るように詳細な手順を説明すれば良いだけですから。

iPS細胞よりも安全に簡単にできるのが「売り」なんですから、

出来て当然でしょう。

もし理研の中でも再現実験が出来ないのならば、

科学的に証明できないのですから、

現状ではSTAP細胞の存在は確認できないという結論になるべきでしょう。

単なる妄想でしかありません。



ハーバード大学のバカンティ教授は論文取り下げに同意していないようですが、

バカンティ教授の立場にすれば、

そんな不名誉なことに同意できるはずがないと思います。



問題はシンプルに解決できます。

STAP細胞があるなら、再現実験を成功させるだけのことです。

再現実験ができないなら捏造を認めて謝罪会見を行うこと。

その中で、なぜ捏造に手を染めてしまったかを

説明するべきだと思います。



どうしてこうなったのか、その理由が知りたい。



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